「時間よ止まれ!!」
先生が叫んだ瞬間、時が止まった。
否、時計は動いている。
25人のクラスメイトの全員の動きが止まったのだ。
佐々木くんの牛乳を持つ手がプルプル震えている。
カレーを食べようとしていた手が安定しなくて、
石丸くんが笑い出しそうになっている。
30秒もしないうちに、みんなが大笑いをした。
何の前触れもなく、始まったゲームに全員が参加した瞬間だった。
その後、
このゲームは流行した。
どこのどういうタイミングで、
どんな声の大きさで、
どんなジェスチャーで、
始めたら参加人数が増えるのか、
研究に研究を重ねた。
なぜなら、このゲームは、
「この指止まれ」で人を集めるのではなく、
「時間よ止まれ!」という言葉を発することでしか、
始められないからだ。
結論
少し退屈な群衆
ハリのある声
教室中に響く大きさ
トーンは低め
超絶笑顔
目を見開いて
これで、より多くのクラスメイトの協力を得ることができた。
クラス全員が無理なのは何故かと考えた、小学2年生の私には、
発する人の「肩書きや立場」が大きく影響していると、
よくわかっていなかった。
子供の頃の思い出にも、
プレゼンのエッセンスが、
詰め込まれているものですね。
今日も素敵な1日を。
ちゃお
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- プレゼンテーションデザイナー
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