ベクトルの話と棒読みが聞こえない私

「コンニチワーーー」
「コンニチワーーーーー」
「オハヨーーゴザイマァァァス」
「オハヨーーーーゴザイマァァス」

我が家の庭。

となりは老人福祉施設なので、
いろいろな声や音が聞こえてきます。

人の出入りや車の乗降の音と会話に、
何かの演奏やレクリエーションのざわめきか
または他のもの。

だから時折聞こえる超棒読みの
「コンニチワーーーーーー」も
まさか自分に言われているとは思わなかったのです。
ずいぶん長い間。

庭にいるときの私は、
洗濯物を干しているか草抜きをしているかのどちらかです。

たいていの場合、何か考え事をしています。

そしてその挨拶らしき音声は、
こちらに「向いている」と思えるものではなかったので、
誰か同士がもっと近くで「会話」しているものだと思い込んでいました。

こういうこと、ありませんか?

「今のは自分に言われたのか?」みたいなこと。

会社の廊下みたいなところだったら、
すれ違いざまのどんな挨拶も届くでしょう。

「他に誰もいない」し

今「仕事モード」だから。

でも

「自宅の庭」で

洗濯物を干している私は、

「誰かに声をかけられる」予想はしていないし、

「その日の流れや仕事のこと」を考えていたりします。

私の特性かもしれません。

そんなある日のことです。

聞こえたんです。

ほんの少しだけ、なんとなく、

こちらに向けられた「こんにちは〜」が。

声のする方向を向くと施設の駐輪場がありました。

一人の男性が去っていくところでした。

ということは私に向けられていたのですね。

今まで聞こえていたのもBGMではなくて私に向けられていたのですか。

それは申し訳なかったです。。。

声のベクトル

「声のベクトル」という言葉を聞いたことはありますか?

恋人同士が腕を組んで歩いている時は、

「ささやく」ように話しますね。

くっついている相手に対して、

15メートル向こうに届くような大声では話しません。

大きさとベクトル。

群衆の中で「自分が話しかけられた」とわかる呼びかけが、

声のベクトルです。(名前とか言葉の話ではなく)

二人で話している時と、

グループの時。

30人、100人、1000人と、

対象、部屋の大きさによって声のベクトルは変わります。

これは説得力にもつながります。

対象にしっかりと届けるって大事なことですね。

最後に、

その日を境に、

お隣さんから聞こえる

「コンニチワアアアア」の声は、

なくなりましたとさ。

清水佳代

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うす皮をはぐように、声が変わってきた話。

徒歩5分で海。

時折、
遠くから船の汽笛が聞こえる。

声を出しながら走っても、人にはほとんど出会わない。
 
恵まれた環境だ。 
 
歌いながら走るのは、
最初はきつかったが、
少しずつ声が磨かれていくのがわかる。
 
声というより、
体が変わっていく感じがする。
 
体幹がかわった。
 
バランスが変わった。

歌声のロングトーンも変わった。

 
話し声も、
変わってきたように思う。
 

 
春から参加している劇団WAO!
 
秋のステージを終えて、
次なる場へ向かう。
 
劇団とプレゼン。

こうして並べてみると不思議に感じる。

しかし、

舞台は最高のプレゼンテーション。
 

プレゼンで必要なものは、舞台で学べる。 
 
 
 

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