アナウンスの養成所

アナウンスの養成所で1年間鍛え抜かれました。

「共通語(標準語)を習得せよ!」

「滑舌をクリアに!」

「声を美しく!」の日々日々日々。

電通・博報堂・大広・そのほかの広告代理店で作られた
非営利の養成所。

未来のタレントを育てるために!

ダブルスクールOK!
毎日pm6時から9時まで!!

とはいえ

書いてある通り、授業が6時スタートの9時終了

6時にスタートするので、その日にテストやなんやかんやある場合は早めにみんなが来て練習している。

実質4時半くらいからみんな来てるし、

質問や掃除や片付けが終わったら10時。

月曜日から金曜日まで。

先生方は色々宿題を出す。

毎日発声練習をしなさい

外郎売をやりなさい

ファッションを勉強しなさい

おしゃれにしなさい

見たものを即言葉にする練習をしなさい。

 

 

みんな昼間は学校や仕事に行ってるけど。。

いつ?

なんて思いながら通った学校。

私は昼間、学業があったので通うのが精一杯だった。

土日はバイト。

それでも声を出す仕事を選びました。

今年、2022年は声を出すことをテーマにしています。

美しい声と演技が届きますように。

 

滑舌がよくなる習慣

発声練習や早口言葉をやっていると、

「やっている感」「がんばってる感」はあるけど、

日常「喋る」機会が少ない人にはもっと必要なことがあります。

 

「口」の動きが小さいがために、声が響かなかったり、

そもそも、口周りの筋肉を普段使えていないのです。

 

特に仕事柄ずっとPCの前にいる方は要注意です。

効率的に口周りを鍛えるためには、

「これ以上ないくらい噛む」

ことが必要だ。

米粒を、最後の最後の最後まで、

物質として完全なる液体になるほどまでに、

「噛む」のです。

 

「口の運動である」ことをしっかり意識すると尚いいでしょう。

おまけメリット。
消化がよくなり、深く眠れるようになります。
フェイスラインもすっきりすることでしょう。

 

合わせて舌の運動も大切です。

口の中でぐるぐる回します。マスク社会の今ならできる場所はたくさんありますね。

右回り、左回り、小さく回したり大きく回したり。

口を開けて舌を突き出してぐるぐる回すと、肩こりにまで効果があります。

顔がリラックスするので表情も豊かになります。

今よりもなお、美しい発音と発声で、

プレゼンできたらいいですね。

 

 

ちゃお♪

 

 

 

清水佳代

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栗原ちゃお

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KATSUZETSU 10分コレをするだけで♪

ご紹介するのは

「舌力」です。

以前、舌の付け根のマッサージを紹介しました。

KATSUZETSU3 舌音は許してもらえない。

初体験の方はびっくりされるんです。

ラリルレロがはっきり言える自分に初めて出会う感じ

確かに舌の付け根をほぐせば一時的に舌音(ぜつおん)は、
出やすくなります。
(サ・タ・ラ・ナ行です)

だけどそれだけではないような気がしていました。

そう、もっと「舌」について研究してみる必要があるのではないかしらと。

ありました!(探せば何でもある時代・・)

ぜ、舌力って

キャッチーです。とてもキャッチーです。

以前も書きましたが
早口言葉をどんなにがんばっても、
滑舌はよくなりません。

身体もしっかり作らなければ張りのある声は出ません。
大根で作った笛とフルートでは響きが全然ちがいますから。

読んで驚いたのは、
舌を鍛えることで、
顔周りがスッキリして姿勢まで改善されるということ。

今この記事を書いていても、
舌を動かしまくっています。
マスクがそれを隠してくれています。

声の魅力が増す
姿勢がよくなる、運動能力があがる
呼吸がよくなる
顔周りが美しくなる
二重あごが解消される
唇や顔の歪み、曲がりが改善される
首に横ジワがつきにくくなる

「舌」というテーマでここまで書いている本があるなんて。
もっと早く出会っていたら人生が変わっていたかもしれません。

 

滑舌の問題はいろいろな原因がありますが、
「舌」が及ぼす影響は大きいですね。

おもいきり口を開けたまま、
舌をしっかり上顎につける。
開けたまま舌先で歯の外周をなぞる。
内側もなぞる。
5分もやれば、付け根の部分が暖かくなってきます。
首や肩もホカホカしてきます。

キモは
舌の筋肉

普段からしっかりストレッチしたり伸ばしたりをした上で、
発声やセリフの練習をすれば、
いざというときに困らないですね。

今日も素敵な1日を♪

KATSUZETSU3 舌音は許してもらえない。

KATSUZETSU

KATSUZETSU2

滑舌について書き綴っております。

舌音(ぜつおん)の話から始めているのには理由があります。

テレビや舞台など「表現の場」で話すプロの方達は、
舌音、特にラ行の発音をクリアしています。

ラ行の発音が甘いのは子役だけです。

ラ行は
必ず!
美しく発音することができます。

なんらかの身体的事情がない限り、
必ずクリアできます。

ドラマの素敵なシーンを想像して見てください。

「愛してる」が「アイシテウ」になったら、
滑ってしまいます。

ホームドラマで夫婦問題が盛り上がった局面、
「離婚して欲しいの・・」「イコンしてほしいの」は悲しいです。

事件モノでは、刃物を持って襲いかかってくる犯人が、
「コロシテヤル〜〜!」というセリフを、
「コオシテヤウ〜〜〜!」という発音だと、
急に安物ビデオを観ているような気分になってしまうでしょう。

ラ行をしっかり訓練することで、
舌の筋肉が使いやすくなり、
自然と舌音の行全てが綺麗になるという人も、
いるくらいです。

ラリルレロ
リルレロラ
ルレロラリ
レロラリル
ロラリルレ

この訓練をする際は、
空気を上顎にあてながら、
しっかり発音していきます。

上顎の喉側を舌で触ってみると、
少し柔らかくなっている部分があります。

ここに呼吸をあてて響かせます。

発音しづらいという方は、
舌の筋肉が凝っている可能性が高いでしょう。

舌の根元の筋肉

文章では伝えづらいのですが、まさにこれってイラストを発見

リンク元はこちらです。
https://www.kokucare.jp/training/training/kokushuikin/

ここをグリグリ揉みましょう。

揉んだ後はラ行が発音しやすくなっているはずです。

今日も素敵な1日を!

 

ちゃお

 

KATSUZETSU2

KATSUZETSU について、この時はサ行とシャ行のみで終わりましたので続きです。

「サ」行の音が「タ」行に近い方

舌先がしっかりと、前歯の根元に当たっているかを確認してみましょう。

確認ができたら、

サスィスセソ
スィスセソサ
スセソサスィ
セソサスィス
ソサスィスセ

↑↑これを音読して、
舌の位置を確認してみてくださいね。

アワヤ喉、サタラナ舌にカ牙サ歯音、ハマの二つは唇の軽重

と、外郎売(ういろううり)の中にもあるように、
サ行は舌音(ゼツオン)舌を使って発音しますので、舌の位置を確認します。

そして、次のサ行の次にあるタ行というのは、3つの子音で作られているのです。

タチツテト

は、

タティトゥテト

と、

チャチュチュチェチョ

と、

ツァツィツツェツォ

の、

3つの子音からできています。

ですからこれについても、
分解して練習します。

タティトゥテト
ティトゥテトタ
トゥテトタティ
テトタティトゥ
トタティトゥテ

ツァツィツツェツォ
ツィツツェツォツァ
ツツェツォツァツィ
ツェツォツァツィツ
ツォツァツィツツェ

チャチチュチェチョ
チチュチェチョチャ
チュチェチョチャチ
チェチョチャチチュ
チョチャチチュチェ

 

それぞれ、舌の位置が違うことを確認してみてください。
「感覚がわからない」と言う方は、
録音して聴いてみましょう。

 

 

タ行まで来たので、舌音は後1行。

ナ行はどうでしょうか?

やはりこの行も

ナ行とニャ行に分かれています。

 

ナヌィヌネノ
ヌィヌネノナ
ヌネノナヌィ
ネノナヌィヌ
ノナヌィヌネ

ニャニニュニェニョ
ニニュニェニョニャ
ニュニェニョニャニ
ニェニョニャニニュ
ニョニャニニュニェ

この行になると、人によっては
口の中の音「ペチャ」という音が出るかもしれません。

 

本番ではマイクが拾うこともあるでしょう。

なぜ、拾うのか?
それはマイクが近いからです。

しかし、マイクを離すには、
ある程度の声量が必要です。

だから毎日練習しましょう!

声帯は使えば使うほど鍛えられます。

顔の筋肉を動かすのでタルミ防止になります。

法令線も薄くなります。

そして何よりも、
口の周りの筋肉って、
使ってあげることで、幸せホルモンが出るそうですよ。
なんと言っても笑顔の筋肉ですから。

滑舌がよくなる、
声がよくなる、
フェイスラインがスッキリする、
笑顔が素敵になる、
って、

なんだか楽しそう、、そんな風に思いませんか?

今日も素敵な1日を!!

 

ちゃお💕

 

 

 

 

KATSUZETSU1

滑舌(かつぜつ)について語り始めるとおそらく私は、
日が暮れて夜が明けてモーニングを食べ終わってまたもや再開して・・何時間喋るでしょうか。。

それくらい、悩んできました。

だって、「ブツブツさん」だったから。

 

ブツブツいうだけで何を言ってるかわからない人だったのです。

どれくらいのブツブツさんだったかというと、
中学の部活の最中、顧問の先生に、
「集合かけて」と言われて、
「しゅ、しゅご・・・」どうしても言葉をだすことが
できなかったと言うくらいのブツブツさんでした。

なぜブツブツと言われるのか、

他の人と何が違うのか、
声の大きさなのか
音の高低なのか
話すテンポなのか
文章のセンテンスなのか言葉選びなのか
文頭に何を持ってくればいいのか
または・・・

このようなことについては散々考えたのです。

そして、

最終的に
「滑舌」という壁に当たります。

1.早口言葉では直らない

滑舌という話題が出た時に、ほとんどの人が
「早口言葉をすればいい」と答えます。
本当にそうでしょうか。
そもそも、滑舌がよくない人と言うのは、
早口言葉を早口で言えない人のことではないでしょうか。
そこへ早口言葉の練習をいくらしたところで、
できるようにはならないのではないでしょうか。

私はできませんでした。

1年間毎日30分間、外郎売をやりました。
(ういろううり・有名な早口言葉の長文です)
「努力は裏切らない!」とよく言いますが、
この時は完全に裏切られました。

今になって思うことはこうです。

ピアノに例えると、
「鍵盤を抑えることも知らず、(音をならせていないのに)
ショパンのノクターンの練習をしていた」

マラソンに例えると、
「匍匐前進でマラソンしようとしていた」

大阪から東京に向かって南に走り始めた

すごく遠かったです。
パスポート必要でした。
通れない国なんかもあって、、
(すみません本題に戻ります)

2.呼吸の量が足りていない

人前で話をするための声の出し方など、
系統立てて学んだことのない方がほとんどです。
ですが、圧倒的に呼吸の量が足りていない人が多いと言うのが、
ここ1年ほど演技指導という形で色んな方々に関わってきて感じるところです。

呼吸の量というのは口の中に響かせる空気の量のことです。

子供の頃使ったリコーダーを連想していただきたいのですが、
吐き出す呼吸が少ないと、音がきれいに響きません。

口の中に響かせる時、息を上顎(うわあご)に当てる意識を持つと、
わかりやすいでしょう。

「カッ!」

と叫んでみてください。

上顎に空気があたった感じがしませんか?

 

 

3.正しいフォーム

スポーツにはなんでも正しいフォームがありますね。

バッターボックスに入っても、外側にバットを構えていては、
永遠にヒットは打てません(暴投とかのツッコミはなしで)

 

伝統ある滑舌の練習方法でも、
やり方を考えるべきものがあります。

アイウエオ
イウエオア
ウエオアイ
エオアイウ
オアイウエ

ご存知の方も多いでしょう。

最初の問題はサ行です。

サシスセソ
シスセソサ
スセソサシ
セソサシス
ソサシスセ

この時点で子音(しいん)が2種類出てきています。

サ行とシャ行です。

つまり、
サスィセソ
のサ行と、

シャシシュシェショの
シャ行の2種類が入っています。

そんなわけで、
サ行をきれいに発音するには!
(口を動かしてみてください)

サスィスセソ
スィスセソサ
スセソサスィ
セソサスィス
ソサスィスセ

シャシシュシェショ
シシュシェショシャ
シュシェショシャシ
シェショシャシシュ
ショシャシシュシェ

サ行とシャ行では、
舌の位置が違いますね。

sa si su se so

sha shi shu she sho

と、ローマ字にするとよくわかります。

こんなのをワークショップでやっていると、
なんと、
「思っていたのと舌の位置が違う!!」
なんて人が現れてびっくりしました。

確かに彼女は普段から、
サ行とタ行の区別がつきにくい発音をされていたのです。

「サ」の音は、
舌先を前歯下側の根元に当てて発音しますが、
これが上の歯に当たっていたそうです。

舌先が上だと「タ」としか発音できません。

このタイプは何故か関西に多いようです。

ある有名アナウンサーの先生は、
「関西人は日本一サ行がタ行に近い」
とおっしゃっていました。

日本一って・・笑。

滑舌の話はまだまだありますが
とりあえずこの変で、いや辺で。

今日も素敵な1日を。

 

ちゃお

 

 

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