【能動】他からのはたらきかけを待たずにみずから活動すること。受け身でない活動
出典:デジタル大辞泉(小学館)
私たちは何をするときにも
「自分がどうしたいか」ということを
忘れてはならない。
そんなふうに思う出来事がありました。
我が家の家事代行を探した時のことです。
検索すると「全国対応」の会社はいっぱいありました。
何社か問い合わせをしてみましたが、
お返事が返ってきませんでした。
問い合わせをする際には、
住所を入力するフォームがあります。
「もしかしてこれで
スタッフのいる地域といない地域を分けている?」
GoogleMapで検索をしてみると、
自宅周辺には家事代行の会社が全くありませんでした。
それでも登録スタッフの方がいたりするのかなと思ったのですが
連絡がないところを見るといないようです。
色々調べていくうちに、こちらが払う金額と、
働く人が受け取るお給料にずいぶんと差があることも
見えてきました。
「直接お渡しすることができれば、
クオリティの高いサービスを受けられるかもしれない」
結果、二人の知人にお願いすることになりました。
そのうち一人は、
「そんな仕事やったことない」方でしたが、
遊びに行った際リビングがピカピカだったので、
きっと得意なのではないかと考えてお願いしました。
すると、
「お掃除大好きなので、これでお金がいただけるなんて、
とても嬉しいです」というお返事をいただいて、
本当に楽しそうにやってくれました。
彼女が受け取るのは、相場の2倍の賃金。
こちらが支払うのは相場の7割。
お互いにうれしい話で、お願いしてよかったと思います。
私たちは検索をして発見した情報を、
活用しようと考えますが、
その一歩先で、
能動的に「募集をかける」「働きかける」というのは
とても重要なことかもしれません。
ネットで見つけると「探し当てた」ように感じることが
あるかもしれません。
しかし、結局は、
「相手が差し出したメニュー」です。
それに対してイエスかノーか、より、
自分から何かを創り出したり、募集をかけるのは面白いですね。
良い経験をさせていただきました。