アナウンスの養成所

アナウンスの養成所で1年間鍛え抜かれました。

「共通語(標準語)を習得せよ!」

「滑舌をクリアに!」

「声を美しく!」の日々日々日々。

電通・博報堂・大広・そのほかの広告代理店で作られた
非営利の養成所。

未来のタレントを育てるために!

ダブルスクールOK!
毎日pm6時から9時まで!!

とはいえ

書いてある通り、授業が6時スタートの9時終了

6時にスタートするので、その日にテストやなんやかんやある場合は早めにみんなが来て練習している。

実質4時半くらいからみんな来てるし、

質問や掃除や片付けが終わったら10時。

月曜日から金曜日まで。

先生方は色々宿題を出す。

毎日発声練習をしなさい

外郎売をやりなさい

ファッションを勉強しなさい

おしゃれにしなさい

見たものを即言葉にする練習をしなさい。

 

 

みんな昼間は学校や仕事に行ってるけど。。

いつ?

なんて思いながら通った学校。

私は昼間、学業があったので通うのが精一杯だった。

土日はバイト。

それでも声を出す仕事を選びました。

今年、2022年は声を出すことをテーマにしています。

美しい声と演技が届きますように。

 

ベクトルの話と棒読みが聞こえない私

「コンニチワーーー」
「コンニチワーーーーー」
「オハヨーーゴザイマァァァス」
「オハヨーーーーゴザイマァァス」

我が家の庭。

となりは老人福祉施設なので、
いろいろな声や音が聞こえてきます。

人の出入りや車の乗降の音と会話に、
何かの演奏やレクリエーションのざわめきか
または他のもの。

だから時折聞こえる超棒読みの
「コンニチワーーーーーー」も
まさか自分に言われているとは思わなかったのです。
ずいぶん長い間。

庭にいるときの私は、
洗濯物を干しているか草抜きをしているかのどちらかです。

たいていの場合、何か考え事をしています。

そしてその挨拶らしき音声は、
こちらに「向いている」と思えるものではなかったので、
誰か同士がもっと近くで「会話」しているものだと思い込んでいました。

こういうこと、ありませんか?

「今のは自分に言われたのか?」みたいなこと。

会社の廊下みたいなところだったら、
すれ違いざまのどんな挨拶も届くでしょう。

「他に誰もいない」し

今「仕事モード」だから。

でも

「自宅の庭」で

洗濯物を干している私は、

「誰かに声をかけられる」予想はしていないし、

「その日の流れや仕事のこと」を考えていたりします。

私の特性かもしれません。

そんなある日のことです。

聞こえたんです。

ほんの少しだけ、なんとなく、

こちらに向けられた「こんにちは〜」が。

声のする方向を向くと施設の駐輪場がありました。

一人の男性が去っていくところでした。

ということは私に向けられていたのですね。

今まで聞こえていたのもBGMではなくて私に向けられていたのですか。

それは申し訳なかったです。。。

声のベクトル

「声のベクトル」という言葉を聞いたことはありますか?

恋人同士が腕を組んで歩いている時は、

「ささやく」ように話しますね。

くっついている相手に対して、

15メートル向こうに届くような大声では話しません。

大きさとベクトル。

群衆の中で「自分が話しかけられた」とわかる呼びかけが、

声のベクトルです。(名前とか言葉の話ではなく)

二人で話している時と、

グループの時。

30人、100人、1000人と、

対象、部屋の大きさによって声のベクトルは変わります。

これは説得力にもつながります。

対象にしっかりと届けるって大事なことですね。

最後に、

その日を境に、

お隣さんから聞こえる

「コンニチワアアアア」の声は、

なくなりましたとさ。

清水佳代

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名前をつけると売れる

以前書いた記事こんなものがありました。

「名前をつける」と恐怖じゃなくなる。

これ、別のパターンもあるんですよね。

名付けられたことで、印象がかわるもの。

父は私のほしがるものをよく笑い飛ばしていました。

 

「昔はそんなものなかった」と。

 

「なんでも名前つけてガッポリ金取るなって言ってやれよ」

「今の時代はないものを平気で『ある』っつって売りつけんだなぁ」

 

バブル期。

ブランドの靴を欲しいと言えば、

「買うとかじゃなくって、お前も靴に何かテキトーな名前書いて売るんなら金出してやるよ」

うまいことかわされていたが確かにそうかもしれないと思った十代最後の季節でした。

ヒート○ックとか名付けもロゴもすごい。

 

バレエネックなんて、まったく違うものさがしていたのに、
4枚も買ってしまった。

 

名前に支払う。そんなことはたくさんあるのかもしれません。

とりあえず、お風呂の掃除します!

清水佳代

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「話し方」とは

「話し方」と言われるとモヤモヤします。

範囲が広すぎて、

何を指しているのかよくわからないからです。

話し方には

大きく分けると二つあります。

文字世界

表現世界です。

文字世界と言えば

文章のことと思われるかもしれませんが、

それは少しだけ違います。

文章の書き方と、

言葉で伝える台本の書き方は

同じではないからです。

例えば今書いているこの文面を、

話し言葉にするのであれば、

もっとセンテンスを短くしたり、

次がなんであるか指し示すために、

接続詞を当てはめていくでしょう。

↑↑↑PCの隣に置いておくと役に立ついい本です。

そして表現世界の方は、

音声表現と

視覚表現に分かれます。

音声表現の中には声表現とベクトル、プロミネンスがあり、

声表現の中には

  • 大きさ
  • 高さ
  • 速さ
  • 声質

があります。

視覚表現の中には、

立ち方、動き方、振る舞いなどのジェスチャー

表情

があります。

「音と視覚」を分けてみましたが、

「どちらかだけが豊か」な方を見たことはありません。

そんな記事もまた書いていこうと思います。

清水佳代

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ありきたりな文章とセリフから脱却するために必要なこと

そんなタイトルから始めてもいいの私?

そんな気持ちです笑

 

プレゼンを伝えるためのプレゼン

とか

動画を作るための動画

とか

文章の書き方を伝えるための文章って、

伝える側にとっては敷居が高く感じますね。

 

今日のところそれは考えないようにしようと思います。

 

 

 

「推敲を重ねよ」
師 彦素勉(ひこそ・つとむ)の言葉です。

ライターの学校に通っていた頃、
彦素ゼミは週2コマあり、
「400字詰原稿用紙をぴったり1枚書き上げる」
というものでした。

たった400字に3時間です。

「書店に並ぶと思って書けば、直すところがたくさんあるはずです」

「自分でOKと思ってきたら持ってきてください」

毎回テーマがありました。

心の風景

日曜日

季節

想い出

と、覚えているのはこれくらい。
書きやすいテーマを与えられていたんだなと今ならわかります。

たった400字と言っても、
「400字におさめないといけない」という規制。

現在のWebライティングのようなものはなく、
全てが印刷物の時代だったこともあるのでしょう。

文字数の制限を乗り越えるために、
「一つの言葉を別の意味に書き換える練習」の連続です。

 

言い換える、書き換える
これはとても大事なことです。

例えばここに書いた文章の中で

海を見渡す朝

こんな記述があります。
これも言い換えです。

 

寄せて返す波が砂浜の模様をどんどん変えていく姿や

その色が時間と共に少しずつ遷移していく様や

同じ姿を二度と見せない波と

 

どんどん変えていく
遷移していく
同じ姿を二度と見せない

これらは全て言い換えによるものです。
元々はこんな感じ

 

波が砂浜の模様をどんどん変えていく
色がどんどん変わっていく
そして変わっていく

 

こんな風に突っ込みどころ満載の文章になります。

 

同じ言葉をできるだけ繰り返さないように、
推敲することが大切。

見えるもの
近く・遠く・空・周辺

動くもの、近づいてくるもの
鳥・猫・犬・人・車・自転車
焼き芋販売の車は季節感(夏はわらび餅)

聞こえるもの
自分が出している音と周りの音
海沿いの散歩道にも海砂がたくさん上がっていて
歩くたびにシャリシャリという

風に混じってどこかの運動会の喧騒が遠くに聞こえて

聴き慣れない野鳥の声に彼方をみると、
広げた翼が2メートルにも迫ろうかという大きな鳥が、
沖合の突堤に舞い降りて獲物を窺っている

触覚で感じるもの
カラッとした、ジメッとした、
暑さ、寒さ、少し汗ばむ、薄手のカーディガンが必要
風、ひんやり、あたたか、ヌメっとした、ゼリーのような

嗅覚
どこかの家から味噌汁の匂い
すき焼きのような醤油の混ざった甘い匂い→週末の話題につながる
プールのような塩素のにおい
潮風、甘い匂いに振り向いたらクレープ屋のキッチンカー

 

「書く」ことが決まったら、
見えるもの五感で感じるものを、淡々と文字に起こして行くといい。

 

そんな風に推敲を繰り返して来た私だから、
なかなかブログに落とし込むことができず、
書こうとしてメモに取り、そのままボツになっているものがたくさんある。

 

今回量産チャレンジをすることになったのは、
チャンスだと思う。

ブログチャレンジは工事と同時進行

 

まとめ

タイトルにある、「ありきたりな文章」
ポイントは「書き換え」「推敲」
※「寄せて返す波」なんて表現もあまり好きではありません。

ただ「際立った表現」も、多過ぎると読みにくくなるのです。

ありふれた表現もおいとかないと伝わりにくくなる。

ポイントを絞る。これは料理に似ています。

 

みんな発展途上!

一緒に上昇中♪♪

 

黒文字を使わない理由

最近あちらでもこちらでも真っ黒け文字を見かけますが少し違和感があります。

真っ黒→ピュアブラック 16進数で#000

チラシや投稿を作る時、使用するアプリの初期値が#000になっていることが多いからかもしれません。

 

「真っ黒」な文字(#000)は、キツすぎるので、
基本的に使うことはありません。

このように書くと、これを読んでいるほとんどの人が、
「この文章黒文字なのでは?」と、感じるかもしれません。

この文字に使用している色は、
拡大するとこんな色です(左)

右が真っ黒#000000
ピュアブラックというものです。

真っ黒はキツいのです。
自然界には存在しません。

 

そして

GoogleもSNSも黒文字ではありません。

その理由についてはたくさんの方が語っています。

黒文字を使わない理由

 

プレゼンのスライドも、
特に白背景の場合、黒文字って目に結構キツいです。

少し色を落としてみるのがおすすめです。

 

今日も素敵な1日を!!

ちゃお♪

暗転の移動練習

「暗転したらすぐにこちらの場所へ!」

などという段取りは分かっていても、舞台上での暗転というものを初めて経験する人は驚くだろう。

日常生活ではあり得ないほどの光量が自分に集められ、

何もしていなくてもダラダラと汗が流れるほどのライトが当てられていたそれが

「フッ」

と消えたそこはまさに

漆黒の闇である。

 

目の調整機能が追いつかず、何も見えなくなってしまうので。

ひどい時にはバランス感覚さえおかしくなってしまう。

しかし、

観客席から前列からはその様子が見えている。

 

暗闇を歩く練習はした方がよいかもしれない。

本番でいきなりはできないから。

そんなわけで深夜の台所を「サッ!サッ!」と移動する練習をする私。
家具の位置を測りながらぶつからないように。

役者はもちろんプレゼンをする方には大事なことですね。

 

今日もステキな1日を。

 

ちゃお♪

プレゼンと舞台のつながり

プレゼンと舞台がつながらない方は多いと思います。

確かに「プレゼン」と言うと、ビジネスの世界で、
「舞台」と言うとエンタメの世界に感じるかもしれません。

実は

舞台って最高のプレゼンテーションなんです。

そこには面白いか面白くないかしかありません。

 

では、

プレゼンに面白さが必要ないのかって聞かれたら、
面白い方がいいに決まっています。

プレゼンがつまらないがために、
潰れてしまうビジネスがたくさんあると思います。

結局のところ、人間は感情の動物で
「おもしろいもの」「ピンと来たもの」「ワクワクしたもの」に
反応するんですよね。

 

そんなわけで、

今日も素敵な1日を♪

ちゃお♪

記憶力ゼロでも かんたんに台本を覚える方法 1

栗原ちゃおです。

ライフワークで劇団やっています。

役者名が栗原ちゃおです。

 

最近よく聞かれること。

「セリフってどうやって覚えるの?」

あー、覚える、そうですね、覚える、、確かに、覚えないことには芝居はできません。

 

覚えないことには何も始められないので、オーディションのお題がコレですよって
事前に台本渡されたりするんです。当然すぐに覚えて、どう演じるかと言うことに注力するんですよね。

だから私個人としてはどうやって覚えるなんて言うことをあんまり考えたことがなかったんです。

 

覚えるのはスタートであって、覚えただけでは演技とはいえません。

 

それでもあまりにも聞かれるので、

「どうやって覚えるか」ということに的を絞って考えてみることにしました。

 

ほとんどの人が覚え方を間違っています。

台本を「ジーーーーーーー」と、見ています。

 

多分記憶領域が違うんだと思います。

 

「ジーーーー」と見たり読んだりしていれば、
学校の勉強のように、質問された時に「書いたり」「暗唱したり」できるかもしれません。

しかしセリフとして言葉を発する時、紙に書く必要はありません。

聞いてる人は台本を持っていません。

間違えてよいわけではありませんが、
「てにをは」を完璧にするよりも、
文章やストーリーの主旨を感じ取ることが重要です。

暗記と圧倒的に違うのは、

「書く」のではなく「表現する」ということです。

 

「文字に起こす」のではなく「音声で伝える」と言うことです。

 

「書く」ものは書いて覚えればいいですね。

「手が勝手に動く感覚」を感じたことのある方も多いと思います。

「書いて覚えたもの」は口で言えなくてもペンを持てばかけたりするんですよね。

自転車も車の運転も、
反射的に身体が動いて走ったり止まったりしています。

「えっと、、止まる時は、、そうそうブレーキだ。」なんて考えていたら大変なことになります。

 

この
「反射的に体が勝手に覚える感覚」を使うと
台本はかんたんに頭に入ります。

赤ちゃんは
「反射」で言葉を覚えるように。

 

その前にやっておくことがあります。

「キーワードをマークする」ことです。

例えばこんな文章があった場合、

でも、仕方がないわ、生きていかなければ! 
ね、ワーニャ伯父さん、生きていきましょうよ。
長い、はてしないその日その日を、いつ明けるとも知れない夜また夜を、じっと生き通していきましょうね。運命がわたしたちにくだす試みを、辛抱づよく、じっとこらえて行きましょうね。
今のうちも、やがて年をとってからも、片時も休まずに、人のために働きましょうね。
そして、やがてその時が来たら、素直に死んで行きましょうね。
あの世へ行ったら、どんなに私たちが苦しかったか、どんなに涙を流したか、どんなにつらい一生を送って来たか、それを残らず申上げましょうね。すると神さまは、まあ気の毒に、と思ってくださる。
(ワーニャ伯父さん チェーホフ 出典:青空文庫)

エンディング直前の長台詞の4分の1です。

 

キーワードをマークします

でも、仕方がないわ、生きていかなければ (間)
ね、ワーニャ伯父さん、生きていきましょうよ。
長い、はてしないその日その日を、いつ明けるとも知れない夜また夜を、じっと生き通していきましょうね。運命がわたしたちにくだす試みを、辛抱づよく、じっとこらえて行きましょうね。
のうちも、やがて年をとってからも、片時も休まずに、人のため働きましょうね。
そして、やがてその時が来たら、素直に死んで行きましょうね。
あの世へ行ったら、どんなに私たちが苦しかったか、どんなに涙を流したか、どんなにつらい一生を送って来たか、それを残らず申上げましょうね。すると神さまは、まあ気の毒に、と思ってくださる。

キーワード→「カギ」となる「コトバ」を見つける作業です。

キーワードを並べるとこんな感じです。

生きていかなければ
ワーニャ伯父さん、生きていきましょう
はてしないその日その日 いつ明けるとも知れない夜また夜 じっと生き通し
運命がわたしたちにくだす試み こらえて

も、年をとっても、休まず 人のため働き
やがて 素直に死ん
あの世へ 私たちが苦しかった 涙を流した つらい一生
残らず申上げ
神さま 気の毒

頭に入れるコツは、

「台本から目を離すこと」

文字を追っている限り、なかなか口は動いてくれません。

文字を読んでいる限り覚えられません。

 

文字から目を離し、前を向いて声を出してみましょう!!

公共の場所にいる方は、ひそひそ声でも構いません。

さぁ、1行目をどうぞ!!

 

あ、出てきませんか?

すぐに目を落として台本を一瞬盗み見たら、

またすぐに前を見て喋ってみます。

 

意外と2行目くらいまで一気に言えた方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 

「でも」しか言えなかった〜!なんて方も、大丈夫です!最初なんだから!!

 

最初に覚えられる長さの差はありますが、繰り返すとだんだんそれが長くなってきます。

長い文章も頭に入りやすくなります。

 

セリフは頭で覚えるのではなく、

「口に覚えさせるもの」なのです。

 

キーワードをチェックする。

前を見て話す。

 

これを繰り返すうちに、

「ここだけいつも忘れる」または間違えるところが出てきます。

文の最初がでてこないことが多いですね。

 

例えば、

今のうちも、やがて年をとってからも、

これがでてこない時は、

前文の文末とつなげて「口に覚えさせ」ます。

こらえて行きましょうね。
今のうちも、やがて年をとってからも、

こんな地味な作業の繰り返しくりかえしです。

繰り返し繰り返して、

「口がセリフを覚えた時」

そこがスタート地点です。

ようやく材料が揃いました。

 

今日も素敵な1日を♪

 

 

ちゃお♪

 

一番伝えなければいけないことは

中学に入ったばかりの頃、
英語は新任の先生でした。

初めて英語の授業を受ける私たちと、
先生が初めての先生が、ある日この単語が出てきたときにおっしゃいました。

「名前をナメたらいかんぜよ」

そう言った後、不敵な笑みを浮かべ、
黒板に「name」と書いて「もう覚えたね」と、
次の単語へと授業を進めたのです。

 

習ったことは遥か雲海の彼方へと消えて行っている私ですが、
この時の言葉だけは忘れられません。

 

「ナマエ」というとてもとても大切なコレの取り扱いが、
雑な方が多いからです。

「自社名」
「自社の製品名」

これをプレゼンの中でサラーと流してしまうのは
とんでもないことです。

名前がないというのは指標がないということです。

指標がないと言うことは、どんなに素晴らしい話をしても
「なんとなく」しかわからないということです。

記憶にも残りにくくなります。

 

名前がなければそれは、
いるのかいないのかわからない透明人間のようなもの。

名前がなければ概念でしかありません。

名前を間違えれば全く別のものになってしまいます。

名前が違えばその価値はスカイツリーから真っ逆さま。

「そんなおおげさな」と思われますか?

ルイヴィトンとルイピトン

マクドナルドとワクドナルド

ケンタッキーとポンキッキー

 

全然違うではないですか

 

「名前」

こんなにもこんなにも、と言うくらい、

明瞭に美しく強調して、

伝えられるべきものなのです。

 

イベントの司会進行も、
プロではない方がされることが結構ありますね。

名前を間違える方はプロではありません。
会社員時代、
社の大切な大切な式典の時のことです。
N○K元アナウンサーの方が司会をされていて、
事前の確認を一切なさらず、
本番中に名前を間違えたり噛んだりされているのを、
横目でプルプル震えながら見ていましたが、
それはプロではありません。

 

そんなにも大事な名前ですから、
どんな名前の方でも、
振り仮名を確認しに行きます。

そう、
どんな方にも!です。

 

もしあなたなら、
こんな名前の方のご紹介、
なんて読まれますか?

上田 一郎 様

 

確認に行く?行かない?

答え

必ず行くんです。

確認という作業はとても大事なのです。

名前をナメたらいかんのです!

「上田」という苗字の読み方は
うえだ だけではありません。

かみた
かみだ
あげた
じょうた
うえた
かんだ

下の名前も「いちろう」だけではなく、
かずお、いつろう、その他など。

 

ドラマや舞台の場合も、
初めての登場シーンでは、
ほとんどの場合、誰かがはっきりと「名前」を呼びます。

そこで観衆は「認識」できるわけですが、
これを聞き取れなかった場合、
モヤモヤが募り、
最終的に、
「なんだかよくわからなかった」と言うことにもなりかねません。

 

名前は「燃える命」です。
と、ゴダイゴも言ってます(古!)

名付けることを「命名」と言うくらいですから。

自己紹介やプレゼンでも
そのほかどんな場所でも、
「命」の取り扱いを間違ってはなりません。

今日も素敵な1日を♪

ちゃお♪

 

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