“みんなとあそばない”というただそれだけのことが、なぜか奇異にみられる日本の教育により、私は親からも先生からも心配された。
誰かと一緒だとか、一人だとかいうことには関係なく、
ただ私は本が読みたかった。それだけだ。
園にある本を全部読み尽くしても、足りなかった。
先生や親から私は孤立して見えた。
小学校へ上がると、同級生から囲まれて、髪を引っ張られたり叩かれたりするようになった。
なぜだかわからなかった。
1年生の時はたまたまだと考えた。
だがクラス替えがあっても同じことが繰り返され、
なぜ、そうなるのか考えるようになった。
そのあたりから、心理学の本を貪るように読み始めた。
当時、図書室に教師向けの本もあったので、
教員の対応についても研究してみた。
一つ発見した。
“人間は
目線をしっかり合わせれば、暴力を振るいにくい”
大発見だ。
世界が変わった。
怪我をするのが怖くてつけられなかった、ヘアアクセも
平気でつけていけるじゃないか。
話はこれで終わらず、
中学に上がると、また別の闘いが待っているが、それはおいといて。
今日、言いたいのは、
何か物事が起こった時って、かならず意味があるってことだ。
休んだっていいし、無理する必要もない。
私も、よく休んでいた。
今は、
たくさんの素晴らしい人たちと知り合って、
仲良くしている。
あの子達のやったことはよくないことだけど、
あの子達は、人を殴りたいというストレスを抱えた不幸な子どもだったんだ。
あの経験が、今の私をつくっている。
相談してくる人にはよく言われる。
「なんでそんなに、私の考えていることがわかるの」
わかるよ、そりゃ。
そればっかり考えて生きてきたんだもの。
今でも、大勢人がいるところは少し苦手だけど、
全然無理というわけではない。
世界は驚くほど広い。
目をこらしても追いつかないくらい。
あなたの経験は、どんなこともムダにならない。
それどころか、素晴らしい才能に変化する。
世界一のあなたへ。
投稿者プロフィール
- プレゼンテーションデザイナー
最新の投稿
ステージ2022-01-30アナウンスの養成所
人生が変わるプロフィール2021-11-13冷やし中華はじめたい??
滑舌2021-11-12滑舌がよくなる習慣
プレゼンのシナリオ2021-11-11プレゼンは映画に学べ 〜感情から書く脚本術〜