学生時代にハマった「文体」
記憶の向こうのあの人は誰か
短いセンテンスに区切ること。文末を「た」で止めること。
そしてほとんど例外なく章の終わりは長文と「た」以外。
この形が面白くてたくさん書いた。
文末を「た」で終わらせるために、文頭に持って来にくい文字があった。
同じ文末なだけにそれ以外のところは極力違う流れを出すために考える。
何度も推敲することで一見普通に見える日常風景も、
しっかりとしたストーリーに見えてくる。
あの頃は書くことが楽しくて仕方がなかった。
「リズム」を大切にすること
「ありきたりな表現」や
「聞き飽きた表現」を乱発していないか考えること。
「類語辞典を調べること」
改行するべきか漢字をひらくべきか(ひらくとはひらがなにすること)
センテンスを短くできないか、言い換えられないか削ぎ落とせるか考えること
五感を大切にすること(何が見えて何が聞こえて何を感じてどんな匂い)
やりすぎると、際立った表現が目立つので、全体のバランスを考えること。
これをしっかりするとどこにでもあるような日常の風景が
ドラマチックに見えてくるから不思議です。
ところで以前書いた記事
記憶の向こうのあの人は誰か
「た」を多用する文豪は誰かという話。
「た」を使う文豪が誰かわかったのです!!
![](https://prevo.design/wp-content/uploads/2021/10/1298310-819x1024.png)
羅生門も坊ちゃんもそんな感じではなかったはずと思ったら
作品に寄って文体を変えていた。
これがそれである。
見つけて感動。
美しい、美しいのはよいことだ。
素敵な午後をお過ごしください♪
ちゃお♪
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