小屋入りしたらまずやるべきこと その1

ステージ

多くの劇場では当たり前にされていることですが、ないこともあります。

小屋入りしたら、必ず最初に確認をしましょう。

 

それは・・
出ハケの安全対策です。

これが無かったために、フットライトにつまづいてガッシャーンと、
派手にこけてしまいました。
(本番ではなかったのがサイワイです)

演劇でよく使う「出ハケ」があります。

①暗転板つき 舞台が真っ暗な状態の時に、役者が舞台の上にいること
②暗転ハケ 暗転してからハケること

 

 

 

ちょっとした講演会や式典ではこんなチャレンジャーなデハケはやらないことが多いでしょう。

講師が暗転中に舞台中央にお出ましになり、スポットライトがフェードイン・・なんて、
ドラマティックですね。そんなのが好きな方もいらっしゃるかもしれません。

これを実現するためには必ず準備しなければならないものがあります。

舞台から袖にかけて
全ての障害物に
蓄光テープを貼っておかなくてはなりません。

暗闇で鮮やかに光るコレを。

暗転中、環境によっては観客席から人影が見えていることもあるでしょう。

この時、
直前まで眩しいライトを浴びていた演者達は真っ暗闇の世界にいます。

次のシーンのために大急ぎでハケることも多いでしょう。

舞台奥にあるフットライトは本当にキケンです。


配置されている大道具はもちろんのこと

袖奥のスピーカー
これも皆さんの自宅にあるような、安定した箱型ではなく、
幅1メートルも無いようなところに、
不安定に置いてあるのです。

そして、動線矢印を貼って完了します。

トラスコ中山 日東エルマテ 高輝度蓄光テープ JIS-JC級 0.3mm×12mm×5m グリーン tr-1145978

 

いいお値段しますので、使い方に気をつけましょう。
蛍光テープと似ていますのでお間違いのないように。

リンクはご参考までに。今回使用したものです。

 

舞台表現と劇団ワオ

プレゼンの事を毎日考えている人は、
「舞台表現」「演劇」とそれが深い関わりを持つという事を痛感している事でしょう。

 

15歳から演劇をはじめました。

18歳で「レ・ミゼラブル」の舞台に、胸をズキューンと撃ち抜かれ、
19歳で文筆とタレント業の二足わらじ。
20歳でプロの劇団に入団。

そこから10年間舞台の世界へどっぷりと浸かっていました。

 

出産で一度引退して、
舞台に返り咲いた2019年。

そして、今年第1回目のワークショップを開きました♪

https://www.facebook.com/kayo.shimizu.12/posts/3090043654420666

表現の基本

これは「楽しくする」ことが大事です。

楽しいと本人の魅力も倍増するからです。

世界を変える!プレゼンのチカラ。

今日も素敵な1日を♪

 

ちゃお

「上顎に当てる」とは◯◯の音。

みなさんおはようございます。

プレゼンスライド制作の、清水佳代です。

前回のブログにたくさんのご質問やDMをありがとうございました。

「自信を持ってしゃべる」とは 具体的にどう言うことなのか。

多かったのが、
「上顎に当てるってどういうこと?」

今日はその部分を書いていきます。

「カ」の音が近いです。
発声した音を口の中で響かせる感覚を身に着ける練習は、こうします。

「カッ、カッ、カッ、カッ、カッ、カッ、カッ、カッ、カッ、カッ〜〜〜〜」

空気が、上顎に当たっているのを感じませんか?

これです。

そう、昔々、その昔、
日東あられのCMで、
金沢明子さんが、
口の前のろうそくの炎を揺らさずに歌っていたあの風景。

おへその辺りから、体の中心を通って脳天に出すような感じです。

そんな声で挨拶されたら、あなたの印象がさらによくなることでしょう。

 

 

伝わらないのはないのと同じ。

 

今日もステキな一日を!

 

ちゃお

 

「自信を持ってしゃべる」とは 具体的にどう言うことなのか。

「もっと自信を持ってしゃべったらいいよ」
と、
アドバイスを受けたことのある人は、
少なからずおられるのではないでしょうか。

つまり、

あなたの話し方が、

「自信なさそうに聞こえる」と、
指摘を受けているわけです。

ですが、
それを言われた話し手は、
「しっかり話したつもりだった」ことが多いのではないでしょうか。

そうなると、
次回のその方のプレゼンも、
やっぱり、自信なさげにみえるのは変わりません。

 

そう。
人の話し方が「突然変わる」なんてことは、
なかなかありません。

だって、「話し方を学んでこなかった」のだから。
正しい「話し方のフォーム」を知らないのだから。

発声方法や
滑舌、
発音、
アクセント、
抑揚、
話し方、伝わり方、
トーンの上げ下げを、

知っていて、なおかつできる人は、
なかなかいません。

私の10代は「演劇のオタク」でした。
あ、演じる方ですw

他の方も話し方について知っていると思っていました。

「どうして この人は、ハキハキ喋らないんだろう」
「なぜ、口を大きくあけないのだろう」
「伝えるべき単語を立てなければ意味が伝わらないのに、
なぜそれをしないのだろう」
「ラ行の発音が抜け落ちると説得力がないんだけど、
直さないのがフシギ」

などなど、心の中で、コソーッと呟いていました。

それが実は
「やらないのではなくて、やり方を知らない」ことに
最近になって、やっと気がつきました。

関心のある方は、たくさんいるでしょう。

「あんな風に話せたらいいな~」とか
「説得力のある話し方ができたらいいな~」
くらいは、
思っている方は多いかもしれません。

しかし、
普段から、
「伝わる話し方」について、
意識している方は、
日本全国広しと言えど、
数%かもしれません。

 

ましてや、この「オンライン」の時代。
リアルではしっかり伝えることが出来た方でも、
画面越しの「伝わる」話し方が、
よくわからないと言う方は多いのではないでしょうか。

周りを気にせず、大きな声を出せる方は、
問題ないかもしれません。

ですが、

それができない環境の場合はどうでしょう。

「小さな音声で説得力を出す」話し方について、
考えたことがありますか?

 

「呼吸を上顎に当てる」
「口内で響かせる」
これがとても重要です。

これができれば、
説得力のある「音」を
出すことができますよ!

ここまで読んでいただきありがとうございます。

今日もステキな一日を!!

ちゃお

うす皮をはぐように、声が変わってきた話。

徒歩5分で海。

時折、
遠くから船の汽笛が聞こえる。

声を出しながら走っても、人にはほとんど出会わない。
 
恵まれた環境だ。 
 
歌いながら走るのは、
最初はきつかったが、
少しずつ声が磨かれていくのがわかる。
 
声というより、
体が変わっていく感じがする。
 
体幹がかわった。
 
バランスが変わった。

歌声のロングトーンも変わった。

 
話し声も、
変わってきたように思う。
 

 
春から参加している劇団WAO!
 
秋のステージを終えて、
次なる場へ向かう。
 
劇団とプレゼン。

こうして並べてみると不思議に感じる。

しかし、

舞台は最高のプレゼンテーション。
 

プレゼンで必要なものは、舞台で学べる。 
 
 
 

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