多くの劇場では当たり前にされていることですが、ないこともあります。
小屋入りしたら、必ず最初に確認をしましょう。
それは・・
出ハケの安全対策です。
これが無かったために、フットライトにつまづいてガッシャーンと、
派手にこけてしまいました。
(本番ではなかったのがサイワイです)
演劇でよく使う「出ハケ」があります。
①暗転板つき | 舞台が真っ暗な状態の時に、役者が舞台の上にいること |
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②暗転ハケ | 暗転してからハケること |
ちょっとした講演会や式典ではこんなチャレンジャーなデハケはやらないことが多いでしょう。
講師が暗転中に舞台中央にお出ましになり、スポットライトがフェードイン・・なんて、
ドラマティックですね。そんなのが好きな方もいらっしゃるかもしれません。
これを実現するためには必ず準備しなければならないものがあります。
舞台から袖にかけて
全ての障害物に
蓄光テープを貼っておかなくてはなりません。
暗闇で鮮やかに光るコレを。
暗転中、環境によっては観客席から人影が見えていることもあるでしょう。
この時、
直前まで眩しいライトを浴びていた演者達は真っ暗闇の世界にいます。
次のシーンのために大急ぎでハケることも多いでしょう。
舞台奥にあるフットライトは本当にキケンです。
配置されている大道具はもちろんのこと
袖奥のスピーカー
これも皆さんの自宅にあるような、安定した箱型ではなく、
幅1メートルも無いようなところに、
不安定に置いてあるのです。
そして、動線矢印を貼って完了します。
いいお値段しますので、使い方に気をつけましょう。
蛍光テープと似ていますのでお間違いのないように。
リンクはご参考までに。今回使用したものです。
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