あの日みた夢のつづき5

あの日みた夢のつづき制作秘話1

あの日みた夢のつづき制作秘話2

あの日みた夢のつづき制作秘話3

あの日みた夢のつづき制作秘話4

ちゃおです。

着替える時間という問題。

マジックテープの衣装を用意したとしても、
30秒は必要になってくる。

そして、この展開の早さ。

1つのシーンが、3分〜5分という短さ。

中途半端に30秒待ってもらうくらいなら、
1分程度の何かを入れる方がいい。

何か、、際立たない何か。

 

プレゼンで言えばブラックスライドのようなもの。

セリフ無しでシーンとシーンをつないでもらおう。

 

しかしそれはツナギであってはならない。

観ていただくからには、より際立つもの。

それ自体が必要なものでなくてはならない。

そこをどう解決するのか。

黒子が来たりてナニカする

それはなくてはならないものとして、
そこに存在するべきなのです。

 

それで黒子が来たりてナニカする。

ということになりました。

 

あとは本編をご覧いただけると幸いです♪

 

 

あの日みた夢のつづき制作秘話4

あの日みた夢のつづき制作秘話1

あの日みた夢のつづき制作秘話2

あの日みた夢のつづき制作秘話3

普通の主婦、普通の家族、普通の生活。

日常の生活の中で名前を失っていく女性。

日常にスポットを当てながらも、
日常じゃないってところを映し出したい

これから起こることのドキドキ感。

そして、
エンディングで一気にたたみ込むと!!

 

うん、尺伸びてきた。

 

これに前説入れてうんうん。

 

メインディッシュがおいしいから、

フルコースの仕上がりもいい感じ。

 

 

そんなある日のこと。

maiさんからLINEがポローン

劇団ワオの指導者

 

 

 

 

 

 

「衣装決めた?」

あ、そーいやまだなんにも〜

今回は凝ったもの着ないしな〜

4月22日本番2ヶ月前を切っていました。

 

 

 

と、

台本を読み返します。

 

オープニングに出る人 主人公と全員

シーン1 主人公と友人

シーン2 主人公と家族

シーン3 主人公と、、

シーン4 主人公・・(主人公つづく)

 

サー・・・

体の中から音が聞こえてきます。

何かが引いていく音です。

 

これは・・これは・・・

 

主役はいつ着替えるの?

 

追い詰められた私・・。

 

演劇経験者の皆様なら、
「じゅうぶん時間あるじゃん」と
言われるかもしれません。

 

また、若くてエネルギッシュな方々もそう思われるかもしれません。

 

しかし、
30代後半が超若手と言われる劇団WAO!

 

ミドル世代の劇団WAO!

それぞれに本業を持ち、家庭をもち、、、つまり、
何が言いたいのかというと、
残り2ヶ月ではなく、
練習日がすでに残り6日でした。

 

つまり、残り6日みたいなもんです!!

どうする?どうする?

残り6日間ずっと着替える練習する?

そしたら、ヤッターマンみたいに着替えられるかな?

 

全部マジックテープにする?

 

誰かに手伝ってもらう?

 

もう台本は変えられない。

着替えるという設定でここまで進めてきている。

 

 

ならば、どうするべきなのか。

 

 

つづく(まだつづくん)

 

 

 

 

あの日みた夢のつづき制作秘話3

あの日みた夢のつづき制作秘話1

あの日みた夢のつづき制作秘話2

本番まであと3ヶ月のある日のこと。

監督から
「こんなんどう〜?」

 

 

 

 

おおお〜!
対面舞台!おもしろそうです!

いや、ちょっとまって。

私がやりたかった
近鉄アート館!
のとなりのSPACE9!

 

いやいや、天王寺でアクセス抜群!!
いいじゃないこれ!!!

 

対面、対面かーー!

 

 

「面白そう!了解です!!」と即おへんじ!

 

台本は45分でシーンの数は10あった。

 

つまり全てのシーンが4〜5分ということになる。

 

ならば暗転してセットを組み替える時間お客様を待たせるよりも、
舞台が2箇所あったら面白い。

暗転で待つことなく、
場面がどんどん変わっていく、
映像のような舞台。

 

素敵!

対面プランにしたことが、
あのような結果を生み出すとは、
初演出の私は毛ほども気づかなかった・・

なんてわかるのは、
もっともっと後の話。

 

毛ほども、そう、毛ほどもね。

 

3月14日 稽古場で内輪だけのプレ公演

 

 

 

 

 

 

衣装も小道具もナシでの公演。

 

照明を入れて雰囲気出してくれる監督。

 

 

 

 

 

 

ZIPPOライター用意して男役に挑むmaiさん、かっこええわ。

プレ公演は無事に終了。

 

仕上がり感強くて本番に向けてワクワクしてきた。

とりあえず仕上げていこう。

やることはいっぱい。

まず「45分」という尺

演出をつけていけば多少伸びるかもしれないが、
来場してみていただく作品として、
90〜120分は欲しいところ。

台本の流れは変えたくない。

ならもう1本やる?

それも違う。

 

さらに伝わる作品に仕上げていきたい。

どうする?
どうする?

続く(まだつづくんか)

 

今日も素敵な1日を

 

ちゃお♪

あの日みた夢のつづき制作秘話2

前回すこし書きましたが、私多分オープニングの思い入れってすっごいんです。

あの日みた夢のつづき制作秘話1

面白いものがはじまるのかなーみたいなワクワクって絶対に必要です。

映画館の予告編、ただのコマーシャルじゃないと思うんです。

あなたも経験ありませんか?
予告編がないパターン

公民館
視聴覚教室
体育館

などなどで見た映像。

なんだかドキドキが違う気がしませんか?

もともと「見たかった映画」なら別かもしれません。

もともと「興味があった」のならいいかもしれません。

 

そこはいろんな気持ちの方がいると思うので、
「ちょっとワクワクする」ところに来ていただけたらありがたいんですよね。

あくまでも、制作側のねらいです。
相手のあることですから、そうなるとは限りません。
ただ、ねらってねらってねらいつづける。
これしかないのです。

私のこだわりは人物紹介です。

かっこよく創ればワクワクしてくると思うんです。

舞台作りもプレゼンも基本は同じ。

 

紹介でワクワクを創るのは本当に大事です。

あ、そういえば、
まだ23日まで見ることができるんですって!!

 

お申し込みページ

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7月27日追記

現在は観劇三昧で配信しています。

ボリュームだけでは人を動かせない。

扉を叩いたのは、
電通ビルの中にあった「大阪テレビタレントセンター」

毎日夜6時から9時まで3時間の授業が週5回 1年間。

700時間以上のレッスンや講義。

テレビやラジオなど、メディアでの話し方を徹底的に学習したのです。
 
その1年間を終えた後の出来事です。


同級生のHから
「初の運動会を学生主催でやるから、司会をやって欲しい」
 
喜んで引き受けた私。
 

すでにイベント司会を何件かこなしていました。
「今回も大成功させて次につなげるのよ!!」
当時は実績作りに必死だったのです。



当日。

開始のアナウンスを滑らかに始めた私。
おかしなことに気付きました。
 

こちらを向かない観衆。
学生たちは雑談で盛り上がっています。



これではいけない。


声のボリュームをあげます。

スピーカーも最大にあげてもらいます。


しかし、ここは屋外。


屋内の様に反響しません。



学生スタッフが走り回って、
場内整理をしていきます。

しかし、進行状況が全体に伝わらない・・
 

  
Hが私のいる本部席に超ダッシュで飛びこんで来ました。

 
「なんだよそれ!!」

「フツーにしゃべってよ!!フツーに!!!

アナウンサーの真似事しないで、しっかり進行してよ!!!

どなっても叫んでもいいからさ!!!

そんなテレビ見たいなしゃべり方したって、学生には聞こえないよ!!」

 

そうなんです。
私は一体何を学んでいたのでしょう。

足元がガラガラと崩れ落ちる様な出来事でございました。

出版パーティーや、
イベントなど、
全てが御膳立てされた場所でマイクを持たせていただき、
よかったよーなんて言われてその気になっていました。

フォーマルな場所では良かったかもしれません。
しかし今回の様な状況では、
極限までの
「勢い」が必要だったのです。

勢いと言えばあれです。

バナナの叩き売り
呼び込み
試食販売

事件物ドラマに出てくる
「大変です!!2丁目の◯◯で通報がありまして」
「お客様の中にお医者様はいらっしゃいますか?!」

アニメの決め台詞でも出てきます
「月にかわってお仕置きよ!!」
「元気100倍アンパンマン!」

イメージできましたでしょうか。

そう、アナウンサー風に、
「元気100倍アンパンマン・・」では、
勢いが足りない訳ですね。

 

そんなわけで、
進行表には、
「つなひきをおこないます」と書いてありますが、
このように行いました。

「さぁぁぁぁ!!いよいよ綱引きだ!!
命をかけて闘えぇぇぇ!!」

場内は笑いに包まれます。

 

振り向いてもらうためには、
滑り台を滑るように、
上から下にしゃべります。

 

緊急度を高めるには、
この傾斜をあげます。

 

話し方もプレゼンもTPO

 

今日もステキな1日を♪

ちゃお♪

KATSUZETSU3 舌音は許してもらえない。

KATSUZETSU

KATSUZETSU2

滑舌について書き綴っております。

舌音(ぜつおん)の話から始めているのには理由があります。

テレビや舞台など「表現の場」で話すプロの方達は、
舌音、特にラ行の発音をクリアしています。

ラ行の発音が甘いのは子役だけです。

ラ行は
必ず!
美しく発音することができます。

なんらかの身体的事情がない限り、
必ずクリアできます。

ドラマの素敵なシーンを想像して見てください。

「愛してる」が「アイシテウ」になったら、
滑ってしまいます。

ホームドラマで夫婦問題が盛り上がった局面、
「離婚して欲しいの・・」「イコンしてほしいの」は悲しいです。

事件モノでは、刃物を持って襲いかかってくる犯人が、
「コロシテヤル〜〜!」というセリフを、
「コオシテヤウ〜〜〜!」という発音だと、
急に安物ビデオを観ているような気分になってしまうでしょう。

ラ行をしっかり訓練することで、
舌の筋肉が使いやすくなり、
自然と舌音の行全てが綺麗になるという人も、
いるくらいです。

ラリルレロ
リルレロラ
ルレロラリ
レロラリル
ロラリルレ

この訓練をする際は、
空気を上顎にあてながら、
しっかり発音していきます。

上顎の喉側を舌で触ってみると、
少し柔らかくなっている部分があります。

ここに呼吸をあてて響かせます。

発音しづらいという方は、
舌の筋肉が凝っている可能性が高いでしょう。

舌の根元の筋肉

文章では伝えづらいのですが、まさにこれってイラストを発見

リンク元はこちらです。
https://www.kokucare.jp/training/training/kokushuikin/

ここをグリグリ揉みましょう。

揉んだ後はラ行が発音しやすくなっているはずです。

今日も素敵な1日を!

 

ちゃお

 

ポジティブ表現とネガティブ表現

滑舌の続きを書きたいところですが、
「明るい表現と暗い表現」の
質問をいただきましたので、早速それについて書くといたしましょう。

 

「ここは明るく話して、ここは暗くしたいんだけど、
自分の気持ちの調節も含めてどうしたらいいかわからないの」

ふむふむふむふむ

なるほどなるほど。

そこに至るまでの過程も色々だと思うので、
一口に、
「明るい」「暗い」というのも、何万通りあると思います。

 

 

「明日が本番」だからすぐになんとかしたいというあなたに、
言えることはこれです。

表現を切り替える時には、話すスピードと声の大小とトーンの高低を考える。

 

明るさは、速さ、暗さは、遅さ、で

表現できることは多いでしょう。

トーンの高低もそうですね。

 

こんなことに気をつけて、明日のプレゼンに向かってみてはいかがでしょう。

 

今日も素敵な1日を。

 

ちゃお

小屋入りしたらまずやるべきこと〜 その4

小屋入りしたらまずやるべきこと その1

小屋入りしたらまずやるべきこと その2

小屋入りしたらまずやるべきこと その3

小屋入りしたらすぐにやること

3までは裏方さんがやってくれることもあります。

やったことを裏方さんが伝えてくれることもあります。

しかし、信頼しても信用するな

必ず確認を行いましょう。

「見たらわかるようにしてあります!」と

自信たっぷりに言う方もいらっしゃいます。

「一応見にいきます」の一言が気分を害することもあります。

ありがとうございますとお礼を言ってから、

こっそり確認しにいきましょう。

本番当日ほど、いろんな人からいろんなことを言われます。

それを頭に入れておくと言うのは、

たくさんの荷物を抱えるようなものです。

たくさんの荷物を持った脳は、動きが悪くなります。

なるべく身軽にするために、

なんでもかんでもメモしちゃいます。

台本を持ってで出ハケを確認します。

出てくる場所も1袖2袖3袖の、どこから出てくるのか、

このシーンではこの袖から出てきてここにハケる。

そんなイメージトレーニングを、
身体を使ってメモりながら3回くらいやりましょう。

今日も素敵な1日を

 

ちゃお

小屋入りしたらまずやるべきこと その3

小屋入りしたらまずやるべきこと その1

小屋入りしたらまずやるべきこと その2

出ハケの安全対策と、

バミリ

この時、位置番号もつけていきます。

舞台センターを0

そして、上手側下手側に3尺ずつ(約90cm)1、2、3と番号を振っていきます。

 

こうして、

「上1」(上手側の1番)

など、すぐに場所を表現できます。

そんなわけで、
「このセリフを言い終わったら下手の2番へ行く!」
など、
事細かな段取りが決められています。

 

そう、例えばこんなシーンです。

 

上手1.5で、仲睦まじい二人(1.5→上手1番と2番の間です)

やがて男性の方が別れを惜しみながらも、
下手へハケていきます。

女性はそれを追いかけようと、
2、3歩下手側に進みますが、
下手の2番で立ち止まります。

これをきっかけに舞台は暗転し、
女性にサスが(天井からのスポットライト)当たり、
セリフや歌が始まります。

 

サスの位置も予め決められているので、
サスの中心部となる床位置に、
バミリでバッテンしてあったりします。
(動かせるホールと動かせないホールがあります)

そんな段取りを色々守りながら、
舞台は進められていきます。

 

舞台は最高のプレゼンテーション

 

今日も素敵な1日を

 

 

ちゃお

 

小屋入りしたらまずやるべきこと その2

その1では出ハケについて書きました。
小屋入りしたらまずやるべきこと その1

次に必要なもの、それは

 

バミリです!

 

 

バミリとは、大道具や小道具の位置に貼ってあるテープのこと。

「場を見る」ことから来た言葉です。

この作業を「ばみる」「ばみっといて」と言ったりします。

 

この作業を大勢でする時、
「何をどのように配置するのか」共有しなければなりません。

 

「右っ側に貼っといて〜」だと、
客席を向いた時の右なのかそれとも反対側なのかわかりません。
左右というのは実に主観的なものです・・・

学校の授業でも「左右」と同じくらい、
「上手・下手」を教え込んで欲しいものです。

しっかり学んだ「東西南北」は、
屋内では全く役に立ちません・・・

 

「下手舞台ツラ側の角に貼ってね!」でよくわかります。
(ツラは舞台前面 つまり客席側のことです)

 

貼ったら水性マジックで、
テープに直接「椅子1、2」と連番を書き込んでいきます。

書いておかないと、他のシーンのバミリもあるので、
舞台上がテープだらけになり、
わからなくなってくるからです。
(数秒で等間隔に椅子を並べるのも超かんたんに!画像は元気のない老人たちの図)

 

 

 

 

蓄光テープは高価ですから、
マスキングテープ、養生テープとうまく併用しましょう。

 

では、
今日も素敵な1日を!

 

 

ちゃお

 

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