低いステージから、抜け出せた出来事

ハローエブリワン

みなさんおはようございます。

 

 

あなたが自分を幸せか不幸か、
どう思っているかと聞かれたら、
いったいどっちでしょう?

 

あまり使いたくない言葉ではあるが、
昔の自分を不幸だと思っていた。

いや、この言葉はしっくりこない。

「ステージが低い」これかな。

 

 

小学校では1年生の段階で、
休み時間になると、
みんなにぐるりと囲まれて、頭をべしべし叩かれていた。
特に止める人もいなかったし、教師も見つけなかった。

 

教室は外から見えなくて、
休み時間の行動を担任は見にこなかった。

 

小学2年生で転校して移り住んだ街は、
少しだけ平和だった。

1クラス25名という、
前籍校からすれば半分ほどの少人数制の学校は、
教師との距離もグッと近かった。

ここでも、多少の暴力やイジメはあった。
今思えば、
どんなにやられても、
私は誰一人なぐらなかった。

やり返さなかったことが原因だったとしたら、
哀しいことだとしか言えない。

物語はワープする。

 

 

結婚して、
一女一男と4人で暮らす。

ここから、恐ろしい生活苦が待っている。
財布の中に100円玉が1枚。
スーパーマーケットの中で見切り品シールを探し回る日々。

もちろん仕事はしていた。

もともと24時間を仕事に費やすことで
まあまあの収入を得ていた私は、
家事も子育てもあれもこれも、
全くと言っていいほど出来なかった。

 

ある日、仕事から戻ると小学1年生の息子が頭から血を流していた。

夫だった。

理由はあったかもしれない。

それでも、

身長182cm体重80kgの巨漢。

対して
小さな小さな、息子。

登校する姿を後ろから「ランドセルが歩いているみたい」と、
よく笑っていた。

夫は詫びることもなく、病院にもつれていかなかった。

そして、
傷は一箇所ではなかった。

何度もなんども、
何度も蹴られていたのだ。

娘は一部始終を見て、ヒステリーを起こしていた。

そこから生活が一変した。

児童相談所に行って事情を話すと、強制的に保護となった。

こちらに選択肢はなかった。

 

そこから9年、必死で走ってきた。

 

時折、

「なぜ自分ばかりがこんな思いを?」と感じたものだ。

 

娘は高校生、息子は中学生。
少しは生活も落ち着いてきた。

 

先日、母がアルバムを送ってきた。

私の小さな頃だ。

自分が、愛されている感が、めちゃくちゃ伝わってきて、じんわりきた。

もしかして私は、悪いところにフォーカスを当てていただけで、
ひょっとしたらひょっとすると、すごく幸せだったかもしれない。

 

これまでも、今も、
そしてこれからも。

 

昔のアルバムを開くって、なかなかいいよ。

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