プレゼン名言

基本的なことなんですが、

資料作るときにいきなりパワポ開く人多いですよね。

 

と、パワポ師の堀さんも言われてます。

 

もうタテノリシェイクのように肯いています。

ではその構想をまとめるには?

 

河合浩之さんがブログでさくっと書いてくださっています。

 

いつも素敵な情報をありがとうございます。

 

今日も素敵な1日を

 

ちゃお♪

 

 

清水佳代

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記憶力ゼロでも かんたんに台本を覚える方法 1

栗原ちゃおです。

ライフワークで劇団やっています。

役者名が栗原ちゃおです。

 

最近よく聞かれること。

「セリフってどうやって覚えるの?」

あー、覚える、そうですね、覚える、、確かに、覚えないことには芝居はできません。

 

覚えないことには何も始められないので、オーディションのお題がコレですよって
事前に台本渡されたりするんです。当然すぐに覚えて、どう演じるかと言うことに注力するんですよね。

だから私個人としてはどうやって覚えるなんて言うことをあんまり考えたことがなかったんです。

 

覚えるのはスタートであって、覚えただけでは演技とはいえません。

 

それでもあまりにも聞かれるので、

「どうやって覚えるか」ということに的を絞って考えてみることにしました。

 

ほとんどの人が覚え方を間違っています。

台本を「ジーーーーーーー」と、見ています。

 

多分記憶領域が違うんだと思います。

 

「ジーーーー」と見たり読んだりしていれば、
学校の勉強のように、質問された時に「書いたり」「暗唱したり」できるかもしれません。

しかしセリフとして言葉を発する時、紙に書く必要はありません。

聞いてる人は台本を持っていません。

間違えてよいわけではありませんが、
「てにをは」を完璧にするよりも、
文章やストーリーの主旨を感じ取ることが重要です。

暗記と圧倒的に違うのは、

「書く」のではなく「表現する」ということです。

 

「文字に起こす」のではなく「音声で伝える」と言うことです。

 

「書く」ものは書いて覚えればいいですね。

「手が勝手に動く感覚」を感じたことのある方も多いと思います。

「書いて覚えたもの」は口で言えなくてもペンを持てばかけたりするんですよね。

自転車も車の運転も、
反射的に身体が動いて走ったり止まったりしています。

「えっと、、止まる時は、、そうそうブレーキだ。」なんて考えていたら大変なことになります。

 

この
「反射的に体が勝手に覚える感覚」を使うと
台本はかんたんに頭に入ります。

赤ちゃんは
「反射」で言葉を覚えるように。

 

その前にやっておくことがあります。

「キーワードをマークする」ことです。

例えばこんな文章があった場合、

でも、仕方がないわ、生きていかなければ! 
ね、ワーニャ伯父さん、生きていきましょうよ。
長い、はてしないその日その日を、いつ明けるとも知れない夜また夜を、じっと生き通していきましょうね。運命がわたしたちにくだす試みを、辛抱づよく、じっとこらえて行きましょうね。
今のうちも、やがて年をとってからも、片時も休まずに、人のために働きましょうね。
そして、やがてその時が来たら、素直に死んで行きましょうね。
あの世へ行ったら、どんなに私たちが苦しかったか、どんなに涙を流したか、どんなにつらい一生を送って来たか、それを残らず申上げましょうね。すると神さまは、まあ気の毒に、と思ってくださる。
(ワーニャ伯父さん チェーホフ 出典:青空文庫)

エンディング直前の長台詞の4分の1です。

 

キーワードをマークします

でも、仕方がないわ、生きていかなければ (間)
ね、ワーニャ伯父さん、生きていきましょうよ。
長い、はてしないその日その日を、いつ明けるとも知れない夜また夜を、じっと生き通していきましょうね。運命がわたしたちにくだす試みを、辛抱づよく、じっとこらえて行きましょうね。
のうちも、やがて年をとってからも、片時も休まずに、人のため働きましょうね。
そして、やがてその時が来たら、素直に死んで行きましょうね。
あの世へ行ったら、どんなに私たちが苦しかったか、どんなに涙を流したか、どんなにつらい一生を送って来たか、それを残らず申上げましょうね。すると神さまは、まあ気の毒に、と思ってくださる。

キーワード→「カギ」となる「コトバ」を見つける作業です。

キーワードを並べるとこんな感じです。

生きていかなければ
ワーニャ伯父さん、生きていきましょう
はてしないその日その日 いつ明けるとも知れない夜また夜 じっと生き通し
運命がわたしたちにくだす試み こらえて

も、年をとっても、休まず 人のため働き
やがて 素直に死ん
あの世へ 私たちが苦しかった 涙を流した つらい一生
残らず申上げ
神さま 気の毒

頭に入れるコツは、

「台本から目を離すこと」

文字を追っている限り、なかなか口は動いてくれません。

文字を読んでいる限り覚えられません。

 

文字から目を離し、前を向いて声を出してみましょう!!

公共の場所にいる方は、ひそひそ声でも構いません。

さぁ、1行目をどうぞ!!

 

あ、出てきませんか?

すぐに目を落として台本を一瞬盗み見たら、

またすぐに前を見て喋ってみます。

 

意外と2行目くらいまで一気に言えた方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 

「でも」しか言えなかった〜!なんて方も、大丈夫です!最初なんだから!!

 

最初に覚えられる長さの差はありますが、繰り返すとだんだんそれが長くなってきます。

長い文章も頭に入りやすくなります。

 

セリフは頭で覚えるのではなく、

「口に覚えさせるもの」なのです。

 

キーワードをチェックする。

前を見て話す。

 

これを繰り返すうちに、

「ここだけいつも忘れる」または間違えるところが出てきます。

文の最初がでてこないことが多いですね。

 

例えば、

今のうちも、やがて年をとってからも、

これがでてこない時は、

前文の文末とつなげて「口に覚えさせ」ます。

こらえて行きましょうね。
今のうちも、やがて年をとってからも、

こんな地味な作業の繰り返しくりかえしです。

繰り返し繰り返して、

「口がセリフを覚えた時」

そこがスタート地点です。

ようやく材料が揃いました。

 

今日も素敵な1日を♪

 

 

ちゃお♪

 

一番伝えなければいけないことは

中学に入ったばかりの頃、
英語は新任の先生でした。

初めて英語の授業を受ける私たちと、
先生が初めての先生が、ある日この単語が出てきたときにおっしゃいました。

「名前をナメたらいかんぜよ」

そう言った後、不敵な笑みを浮かべ、
黒板に「name」と書いて「もう覚えたね」と、
次の単語へと授業を進めたのです。

 

習ったことは遥か雲海の彼方へと消えて行っている私ですが、
この時の言葉だけは忘れられません。

 

「ナマエ」というとてもとても大切なコレの取り扱いが、
雑な方が多いからです。

「自社名」
「自社の製品名」

これをプレゼンの中でサラーと流してしまうのは
とんでもないことです。

名前がないというのは指標がないということです。

指標がないと言うことは、どんなに素晴らしい話をしても
「なんとなく」しかわからないということです。

記憶にも残りにくくなります。

 

名前がなければそれは、
いるのかいないのかわからない透明人間のようなもの。

名前がなければ概念でしかありません。

名前を間違えれば全く別のものになってしまいます。

名前が違えばその価値はスカイツリーから真っ逆さま。

「そんなおおげさな」と思われますか?

ルイヴィトンとルイピトン

マクドナルドとワクドナルド

ケンタッキーとポンキッキー

 

全然違うではないですか

 

「名前」

こんなにもこんなにも、と言うくらい、

明瞭に美しく強調して、

伝えられるべきものなのです。

 

イベントの司会進行も、
プロではない方がされることが結構ありますね。

名前を間違える方はプロではありません。
会社員時代、
社の大切な大切な式典の時のことです。
N○K元アナウンサーの方が司会をされていて、
事前の確認を一切なさらず、
本番中に名前を間違えたり噛んだりされているのを、
横目でプルプル震えながら見ていましたが、
それはプロではありません。

 

そんなにも大事な名前ですから、
どんな名前の方でも、
振り仮名を確認しに行きます。

そう、
どんな方にも!です。

 

もしあなたなら、
こんな名前の方のご紹介、
なんて読まれますか?

上田 一郎 様

 

確認に行く?行かない?

答え

必ず行くんです。

確認という作業はとても大事なのです。

名前をナメたらいかんのです!

「上田」という苗字の読み方は
うえだ だけではありません。

かみた
かみだ
あげた
じょうた
うえた
かんだ

下の名前も「いちろう」だけではなく、
かずお、いつろう、その他など。

 

ドラマや舞台の場合も、
初めての登場シーンでは、
ほとんどの場合、誰かがはっきりと「名前」を呼びます。

そこで観衆は「認識」できるわけですが、
これを聞き取れなかった場合、
モヤモヤが募り、
最終的に、
「なんだかよくわからなかった」と言うことにもなりかねません。

 

名前は「燃える命」です。
と、ゴダイゴも言ってます(古!)

名付けることを「命名」と言うくらいですから。

自己紹介やプレゼンでも
そのほかどんな場所でも、
「命」の取り扱いを間違ってはなりません。

今日も素敵な1日を♪

ちゃお♪

 

ボリュームだけでは人を動かせない。

扉を叩いたのは、
電通ビルの中にあった「大阪テレビタレントセンター」

毎日夜6時から9時まで3時間の授業が週5回 1年間。

700時間以上のレッスンや講義。

テレビやラジオなど、メディアでの話し方を徹底的に学習したのです。
 
その1年間を終えた後の出来事です。


同級生のHから
「初の運動会を学生主催でやるから、司会をやって欲しい」
 
喜んで引き受けた私。
 

すでにイベント司会を何件かこなしていました。
「今回も大成功させて次につなげるのよ!!」
当時は実績作りに必死だったのです。



当日。

開始のアナウンスを滑らかに始めた私。
おかしなことに気付きました。
 

こちらを向かない観衆。
学生たちは雑談で盛り上がっています。



これではいけない。


声のボリュームをあげます。

スピーカーも最大にあげてもらいます。


しかし、ここは屋外。


屋内の様に反響しません。



学生スタッフが走り回って、
場内整理をしていきます。

しかし、進行状況が全体に伝わらない・・
 

  
Hが私のいる本部席に超ダッシュで飛びこんで来ました。

 
「なんだよそれ!!」

「フツーにしゃべってよ!!フツーに!!!

アナウンサーの真似事しないで、しっかり進行してよ!!!

どなっても叫んでもいいからさ!!!

そんなテレビ見たいなしゃべり方したって、学生には聞こえないよ!!」

 

そうなんです。
私は一体何を学んでいたのでしょう。

足元がガラガラと崩れ落ちる様な出来事でございました。

出版パーティーや、
イベントなど、
全てが御膳立てされた場所でマイクを持たせていただき、
よかったよーなんて言われてその気になっていました。

フォーマルな場所では良かったかもしれません。
しかし今回の様な状況では、
極限までの
「勢い」が必要だったのです。

勢いと言えばあれです。

バナナの叩き売り
呼び込み
試食販売

事件物ドラマに出てくる
「大変です!!2丁目の◯◯で通報がありまして」
「お客様の中にお医者様はいらっしゃいますか?!」

アニメの決め台詞でも出てきます
「月にかわってお仕置きよ!!」
「元気100倍アンパンマン!」

イメージできましたでしょうか。

そう、アナウンサー風に、
「元気100倍アンパンマン・・」では、
勢いが足りない訳ですね。

 

そんなわけで、
進行表には、
「つなひきをおこないます」と書いてありますが、
このように行いました。

「さぁぁぁぁ!!いよいよ綱引きだ!!
命をかけて闘えぇぇぇ!!」

場内は笑いに包まれます。

 

振り向いてもらうためには、
滑り台を滑るように、
上から下にしゃべります。

 

緊急度を高めるには、
この傾斜をあげます。

 

話し方もプレゼンもTPO

 

今日もステキな1日を♪

ちゃお♪

そこから離れる勇気

プレゼンの印象を決定づける「登場」

演台で体を隠せば落ち着いた気持ちになります。

ですが、そこから離れる勇気を持ちましょう。

離れるには条件があります。

マイクを持って移動できることです。

演台に完全固定されているマイクもあります。

外すことができる場合もあります。

 

リハーサルの時には外せるタイプのマイクだったのに、

本番の時に変わっている場合もあります。

 

事前打ち合わせで、

「動いてプレゼンしたい」と言うことを周囲に伝えることは

とても重要です。

 

プレゼンの舞台は、

みんなでつくるもの。

 

主催者も音響さんも照明さんも裏方スタッフも、

あなたの大成功を祈っています。

 

 

演台から離れて、ゆっくり歩いて話しましょう。

なんだか大物感が出てきます。

 

もちろん、歩き方も練習しましょう。

セリフは「口」に覚えさせる。

歩き方は「身体」に覚えさせる。

の、100回繰り返しはフツウの練習。

こう言うことを、当日になってできるんじゃないかと思うヒトは、

本番慣れしていないことが多いかもしれません。

 

では次回、
本番当日の様子を書いてみるかもしれません。

 

今日も素敵な1日を。

 

ちゃお♪

 

 

プレゼンの印象を決定づける「登場」

プレゼンの始まりはいつなのか

ほとんどの場合、
舞台にでたら、
「決められた位置」に行くと思います。

役者は決められた位置番号に

プレゼンターは演台に。

しかしそこに行くまでの歩き姿や姿勢は、
意外に語られていない。

 

コンテストの場合、制限時間が設けられていることが多いが、
座席からストップウォッチを押すほど審査員も鬼ではないでしょう。

ほとんどの場合、事前リハがあるので、
「いつからのスタート」なのか確認しましょう。

大抵、演台に到着してからです。

そういう場合は、
名前を呼ばれてからプレゼンを開始するまで、
自由に使っていい
と言うことなのですね!

呼ばれてから走っていく人の多いこと多いこと。

走る→演台に到着する→息を整える

慌てて開始。

 

もったいないなぁと思います。

走ると息が乱れます。

演出で走る方もいらっしゃるので、
それはありだと思います。

走るなら演台についた瞬間から「みなさんこんにちはー!」と
話し始める元気キャラで(そんな演出が流行った時代がありましたねw)

 

そんな例外の方はおいといて話を進めましょう。

 

あなたはどこにいますか?

 

座席でしょうか?

舞台の袖奥でしょうか?

座席にいらっしゃるのなら、
その場で身なりを確認してから立ち上がり
(その前の段階で確認して欲しいですが舞台でやるよりずーっといいでしょう)
舞台前の階段までスタスタと歩いていきましょう。

さあ、もうプレゼンは始まっています。

階段を踏み締めるように、
コツコツと上がります。

 

舞台上に立って、
演台が視界に入ったら、
少しでも早くそこに行きたい気持ちに駆られるでしょう。

ほとんどの人は舞台に立つことに慣れていません。
舞台上でライトを当てられて、
全身を晒されることにも慣れていません。

だから早く行きたくなるのです。
演台に!!

 

演台は、心地よい空間なんです。
体の半分以上を隠してくれるから。

 

こういう気持ちが発生するのが、
普通なのだと言うことが、
分かっていれば、
おちついてゆっくり歩くことができます。

重心を後ろに置いて、
落ち着いて歩くと、
人は大きく見えます。

 

大地を踏みしめるように、
歩いてみてください。

 

 

演台に立ったら、
会場をくるっと見回して、
さぁ、プレゼンの始まりです。

 

 

今日も素敵な1日を!

 

ちゃお♪

 

KATSUZETSU3 舌音は許してもらえない。

KATSUZETSU

KATSUZETSU2

滑舌について書き綴っております。

舌音(ぜつおん)の話から始めているのには理由があります。

テレビや舞台など「表現の場」で話すプロの方達は、
舌音、特にラ行の発音をクリアしています。

ラ行の発音が甘いのは子役だけです。

ラ行は
必ず!
美しく発音することができます。

なんらかの身体的事情がない限り、
必ずクリアできます。

ドラマの素敵なシーンを想像して見てください。

「愛してる」が「アイシテウ」になったら、
滑ってしまいます。

ホームドラマで夫婦問題が盛り上がった局面、
「離婚して欲しいの・・」「イコンしてほしいの」は悲しいです。

事件モノでは、刃物を持って襲いかかってくる犯人が、
「コロシテヤル〜〜!」というセリフを、
「コオシテヤウ〜〜〜!」という発音だと、
急に安物ビデオを観ているような気分になってしまうでしょう。

ラ行をしっかり訓練することで、
舌の筋肉が使いやすくなり、
自然と舌音の行全てが綺麗になるという人も、
いるくらいです。

ラリルレロ
リルレロラ
ルレロラリ
レロラリル
ロラリルレ

この訓練をする際は、
空気を上顎にあてながら、
しっかり発音していきます。

上顎の喉側を舌で触ってみると、
少し柔らかくなっている部分があります。

ここに呼吸をあてて響かせます。

発音しづらいという方は、
舌の筋肉が凝っている可能性が高いでしょう。

舌の根元の筋肉

文章では伝えづらいのですが、まさにこれってイラストを発見

リンク元はこちらです。
https://www.kokucare.jp/training/training/kokushuikin/

ここをグリグリ揉みましょう。

揉んだ後はラ行が発音しやすくなっているはずです。

今日も素敵な1日を!

 

ちゃお

 

KATSUZETSU2

KATSUZETSU について、この時はサ行とシャ行のみで終わりましたので続きです。

「サ」行の音が「タ」行に近い方

舌先がしっかりと、前歯の根元に当たっているかを確認してみましょう。

確認ができたら、

サスィスセソ
スィスセソサ
スセソサスィ
セソサスィス
ソサスィスセ

↑↑これを音読して、
舌の位置を確認してみてくださいね。

アワヤ喉、サタラナ舌にカ牙サ歯音、ハマの二つは唇の軽重

と、外郎売(ういろううり)の中にもあるように、
サ行は舌音(ゼツオン)舌を使って発音しますので、舌の位置を確認します。

そして、次のサ行の次にあるタ行というのは、3つの子音で作られているのです。

タチツテト

は、

タティトゥテト

と、

チャチュチュチェチョ

と、

ツァツィツツェツォ

の、

3つの子音からできています。

ですからこれについても、
分解して練習します。

タティトゥテト
ティトゥテトタ
トゥテトタティ
テトタティトゥ
トタティトゥテ

ツァツィツツェツォ
ツィツツェツォツァ
ツツェツォツァツィ
ツェツォツァツィツ
ツォツァツィツツェ

チャチチュチェチョ
チチュチェチョチャ
チュチェチョチャチ
チェチョチャチチュ
チョチャチチュチェ

 

それぞれ、舌の位置が違うことを確認してみてください。
「感覚がわからない」と言う方は、
録音して聴いてみましょう。

 

 

タ行まで来たので、舌音は後1行。

ナ行はどうでしょうか?

やはりこの行も

ナ行とニャ行に分かれています。

 

ナヌィヌネノ
ヌィヌネノナ
ヌネノナヌィ
ネノナヌィヌ
ノナヌィヌネ

ニャニニュニェニョ
ニニュニェニョニャ
ニュニェニョニャニ
ニェニョニャニニュ
ニョニャニニュニェ

この行になると、人によっては
口の中の音「ペチャ」という音が出るかもしれません。

 

本番ではマイクが拾うこともあるでしょう。

なぜ、拾うのか?
それはマイクが近いからです。

しかし、マイクを離すには、
ある程度の声量が必要です。

だから毎日練習しましょう!

声帯は使えば使うほど鍛えられます。

顔の筋肉を動かすのでタルミ防止になります。

法令線も薄くなります。

そして何よりも、
口の周りの筋肉って、
使ってあげることで、幸せホルモンが出るそうですよ。
なんと言っても笑顔の筋肉ですから。

滑舌がよくなる、
声がよくなる、
フェイスラインがスッキリする、
笑顔が素敵になる、
って、

なんだか楽しそう、、そんな風に思いませんか?

今日も素敵な1日を!!

 

ちゃお💕

 

 

 

 

ポジティブ表現とネガティブ表現

滑舌の続きを書きたいところですが、
「明るい表現と暗い表現」の
質問をいただきましたので、早速それについて書くといたしましょう。

 

「ここは明るく話して、ここは暗くしたいんだけど、
自分の気持ちの調節も含めてどうしたらいいかわからないの」

ふむふむふむふむ

なるほどなるほど。

そこに至るまでの過程も色々だと思うので、
一口に、
「明るい」「暗い」というのも、何万通りあると思います。

 

 

「明日が本番」だからすぐになんとかしたいというあなたに、
言えることはこれです。

表現を切り替える時には、話すスピードと声の大小とトーンの高低を考える。

 

明るさは、速さ、暗さは、遅さ、で

表現できることは多いでしょう。

トーンの高低もそうですね。

 

こんなことに気をつけて、明日のプレゼンに向かってみてはいかがでしょう。

 

今日も素敵な1日を。

 

ちゃお

KATSUZETSU1

滑舌(かつぜつ)について語り始めるとおそらく私は、
日が暮れて夜が明けてモーニングを食べ終わってまたもや再開して・・何時間喋るでしょうか。。

それくらい、悩んできました。

だって、「ブツブツさん」だったから。

 

ブツブツいうだけで何を言ってるかわからない人だったのです。

どれくらいのブツブツさんだったかというと、
中学の部活の最中、顧問の先生に、
「集合かけて」と言われて、
「しゅ、しゅご・・・」どうしても言葉をだすことが
できなかったと言うくらいのブツブツさんでした。

なぜブツブツと言われるのか、

他の人と何が違うのか、
声の大きさなのか
音の高低なのか
話すテンポなのか
文章のセンテンスなのか言葉選びなのか
文頭に何を持ってくればいいのか
または・・・

このようなことについては散々考えたのです。

そして、

最終的に
「滑舌」という壁に当たります。

1.早口言葉では直らない

滑舌という話題が出た時に、ほとんどの人が
「早口言葉をすればいい」と答えます。
本当にそうでしょうか。
そもそも、滑舌がよくない人と言うのは、
早口言葉を早口で言えない人のことではないでしょうか。
そこへ早口言葉の練習をいくらしたところで、
できるようにはならないのではないでしょうか。

私はできませんでした。

1年間毎日30分間、外郎売をやりました。
(ういろううり・有名な早口言葉の長文です)
「努力は裏切らない!」とよく言いますが、
この時は完全に裏切られました。

今になって思うことはこうです。

ピアノに例えると、
「鍵盤を抑えることも知らず、(音をならせていないのに)
ショパンのノクターンの練習をしていた」

マラソンに例えると、
「匍匐前進でマラソンしようとしていた」

大阪から東京に向かって南に走り始めた

すごく遠かったです。
パスポート必要でした。
通れない国なんかもあって、、
(すみません本題に戻ります)

2.呼吸の量が足りていない

人前で話をするための声の出し方など、
系統立てて学んだことのない方がほとんどです。
ですが、圧倒的に呼吸の量が足りていない人が多いと言うのが、
ここ1年ほど演技指導という形で色んな方々に関わってきて感じるところです。

呼吸の量というのは口の中に響かせる空気の量のことです。

子供の頃使ったリコーダーを連想していただきたいのですが、
吐き出す呼吸が少ないと、音がきれいに響きません。

口の中に響かせる時、息を上顎(うわあご)に当てる意識を持つと、
わかりやすいでしょう。

「カッ!」

と叫んでみてください。

上顎に空気があたった感じがしませんか?

 

 

3.正しいフォーム

スポーツにはなんでも正しいフォームがありますね。

バッターボックスに入っても、外側にバットを構えていては、
永遠にヒットは打てません(暴投とかのツッコミはなしで)

 

伝統ある滑舌の練習方法でも、
やり方を考えるべきものがあります。

アイウエオ
イウエオア
ウエオアイ
エオアイウ
オアイウエ

ご存知の方も多いでしょう。

最初の問題はサ行です。

サシスセソ
シスセソサ
スセソサシ
セソサシス
ソサシスセ

この時点で子音(しいん)が2種類出てきています。

サ行とシャ行です。

つまり、
サスィセソ
のサ行と、

シャシシュシェショの
シャ行の2種類が入っています。

そんなわけで、
サ行をきれいに発音するには!
(口を動かしてみてください)

サスィスセソ
スィスセソサ
スセソサスィ
セソサスィス
ソサスィスセ

シャシシュシェショ
シシュシェショシャ
シュシェショシャシ
シェショシャシシュ
ショシャシシュシェ

サ行とシャ行では、
舌の位置が違いますね。

sa si su se so

sha shi shu she sho

と、ローマ字にするとよくわかります。

こんなのをワークショップでやっていると、
なんと、
「思っていたのと舌の位置が違う!!」
なんて人が現れてびっくりしました。

確かに彼女は普段から、
サ行とタ行の区別がつきにくい発音をされていたのです。

「サ」の音は、
舌先を前歯下側の根元に当てて発音しますが、
これが上の歯に当たっていたそうです。

舌先が上だと「タ」としか発音できません。

このタイプは何故か関西に多いようです。

ある有名アナウンサーの先生は、
「関西人は日本一サ行がタ行に近い」
とおっしゃっていました。

日本一って・・笑。

滑舌の話はまだまだありますが
とりあえずこの変で、いや辺で。

今日も素敵な1日を。

 

ちゃお

 

 

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