スクリプトの覚え方

「覚えても本番で言えない」

「本番になると緊張する」

「覚えたのに忘れてしまった」

 

「覚えること」と、
「表現できること」とは、
圧倒的に違います。

どんな覚え方をされていますか?

「黙読」で覚えたのなら、
「書ける」というレベルです。

「声にだして」覚えたのなら、
「暗唱」というレベルです。

「よし、セリフはしっかり入ったから、
本番ではこんな風にやろう」なんて思っても、
思い通りにできないものなのです。

たまたまできることもあるかもしれません。
ですが、それを期待するのはちょっと違います。

スクリプトを頭に入れて、表現できるようになるまでは、
数段階のレベルがあるのです。

段階1 ゆっくり棒読み。

段階2 ハキハキ喋る。

段階3 強調するところとしないところの区別。適切なテンポと間。

段階4 身体表現付き

段階5 スピードアップ

準備と練習が全てです。

 

実演しているところを、
スマホで撮影してみましょう。

撮影に抵抗のある方は、
まず、録音から初めても大丈夫です。

できれば誰かに付き合ってもらうのがいいでしょう。

 

練習に「人の目」というのは、
あった方が良いのです。

 

今日もステキな1日を!

ちゃお!

 

 

ボリュームだけでは人を動かせない。

扉を叩いたのは、
電通ビルの中にあった「大阪テレビタレントセンター」

毎日夜6時から9時まで3時間の授業が週5回 1年間。

700時間以上のレッスンや講義。

テレビやラジオなど、メディアでの話し方を徹底的に学習したのです。
 
その1年間を終えた後の出来事です。


同級生のHから
「初の運動会を学生主催でやるから、司会をやって欲しい」
 
喜んで引き受けた私。
 

すでにイベント司会を何件かこなしていました。
「今回も大成功させて次につなげるのよ!!」
当時は実績作りに必死だったのです。



当日。

開始のアナウンスを滑らかに始めた私。
おかしなことに気付きました。
 

こちらを向かない観衆。
学生たちは雑談で盛り上がっています。



これではいけない。


声のボリュームをあげます。

スピーカーも最大にあげてもらいます。


しかし、ここは屋外。


屋内の様に反響しません。



学生スタッフが走り回って、
場内整理をしていきます。

しかし、進行状況が全体に伝わらない・・
 

  
Hが私のいる本部席に超ダッシュで飛びこんで来ました。

 
「なんだよそれ!!」

「フツーにしゃべってよ!!フツーに!!!

アナウンサーの真似事しないで、しっかり進行してよ!!!

どなっても叫んでもいいからさ!!!

そんなテレビ見たいなしゃべり方したって、学生には聞こえないよ!!」

 

そうなんです。
私は一体何を学んでいたのでしょう。

足元がガラガラと崩れ落ちる様な出来事でございました。

出版パーティーや、
イベントなど、
全てが御膳立てされた場所でマイクを持たせていただき、
よかったよーなんて言われてその気になっていました。

フォーマルな場所では良かったかもしれません。
しかし今回の様な状況では、
極限までの
「勢い」が必要だったのです。

勢いと言えばあれです。

バナナの叩き売り
呼び込み
試食販売

事件物ドラマに出てくる
「大変です!!2丁目の◯◯で通報がありまして」
「お客様の中にお医者様はいらっしゃいますか?!」

アニメの決め台詞でも出てきます
「月にかわってお仕置きよ!!」
「元気100倍アンパンマン!」

イメージできましたでしょうか。

そう、アナウンサー風に、
「元気100倍アンパンマン・・」では、
勢いが足りない訳ですね。

 

そんなわけで、
進行表には、
「つなひきをおこないます」と書いてありますが、
このように行いました。

「さぁぁぁぁ!!いよいよ綱引きだ!!
命をかけて闘えぇぇぇ!!」

場内は笑いに包まれます。

 

振り向いてもらうためには、
滑り台を滑るように、
上から下にしゃべります。

 

緊急度を高めるには、
この傾斜をあげます。

 

話し方もプレゼンもTPO

 

今日もステキな1日を♪

ちゃお♪

本番当日にできること

プレゼンの印象を決定づける「登場」

そこから離れる勇気

本番当日の会場には、初対面の裏方スタッフさんがたくさんいる。

会場入りしたあなたには、いろんな人が声をかけてきます。

1「司会進行を担当する◯◯です。よろしくお願いしまーす」

2「舞台監督の◯◯です。よろしくお願いしまーす」

3「音響です。リハの前に下手(しもて)舞台袖で待機してるので
マイク装着にきてください。よろしくおねがいします」

 

さて、自分はどこに荷物をおけばいいのだろう。

楽屋はどこを使っていいのかな。

そして、トイレ。

トイレの確認は重要です。

トイレを甘く見てはなりません。

 

トイレを見つけて用を足し
安心している場合ではありません。

舞台から一番近いトイレを確認しておきましょう!

舞台裏のトイレが男女兼用の1つしかない場合もありますので、
2番目に近いトイレも確認しておくのです。
あらかじめ会場のサイトから平面図をチェックしておくのも有効です。

 

さぁ、荷物も置いたし、ミネラルウォーターも確保したし、
台本をもう一度確認するか。。

と、

腰を落ちつかせようとすると、

「出演者の方は舞台上に集まってくださーい!」

という声がけをされます。

「諸注意」のお時間ですね。

 

舞台には危険な場所というのが存在します。

「セットの都合上、どうしても
この部分にコードがあるんでひっかけないようにしてくださいね」

とか、

「暗転中、ここにフットライトがないから危ないんですよ」

とか、

「舞台に出る時はこの袖からおねがいしますね」

「出てきたらこの位置にお願いしますね」

「ハケる時はこれを気をつけてくださいね」

 

出る時の袖を間違えると、
ライトが当たらない真っ暗なところから登場することになるので、
みてる方は面白いですが、笑い事ではありません。

 

そう言った諸注意と、
何時何分からリハをするので、
次は何時集合です〜と、

散々頭に詰め込まれて、いったん解散します。

 

頭の中を整理して、
飲み物を買い足して、
楽屋へ戻ると数分後、

コンコン

ノックの音がします。

ドアを開けると司会の女性です。

「先ほど挨拶をさせていただきました司会の◯◯です。
2、3確認をさせていただきたいのですが・・」

と、色々な質問をされることがあります。

人によっては10分間、長い方だと30分。

 

やれやれと気を落ち着かせて、
ふと、
楽屋の鏡をみると、
シャツのボタンがとれかけていることに気付きます。

おっといけない。

ソーイングセットを取り出して、
なんとか修正し、

身だしなみをチェックして、
台本に目を落とし、
声を出しながら読もうとすると・・

あれ?

なんだか声がかすれている。。

 

広い会場で、いろんな人とやりとりをしたり、

空気が乾燥していたり、

あれやこれやで、声はかすれてきます。

 

当日ってそんなものです。

 

のど飴はバッグに常備しておきましょう。

 

そろそろ、リハーサルの時間です。

 

 

準備が全てということで、
本番当日にできることは、
あまりありません。

 

擬似体験、いかがでしたでしょうか?

 

 

今日も素敵な1日を♪

 

 

ちゃお♪

 

 

そこから離れる勇気

プレゼンの印象を決定づける「登場」

演台で体を隠せば落ち着いた気持ちになります。

ですが、そこから離れる勇気を持ちましょう。

離れるには条件があります。

マイクを持って移動できることです。

演台に完全固定されているマイクもあります。

外すことができる場合もあります。

 

リハーサルの時には外せるタイプのマイクだったのに、

本番の時に変わっている場合もあります。

 

事前打ち合わせで、

「動いてプレゼンしたい」と言うことを周囲に伝えることは

とても重要です。

 

プレゼンの舞台は、

みんなでつくるもの。

 

主催者も音響さんも照明さんも裏方スタッフも、

あなたの大成功を祈っています。

 

 

演台から離れて、ゆっくり歩いて話しましょう。

なんだか大物感が出てきます。

 

もちろん、歩き方も練習しましょう。

セリフは「口」に覚えさせる。

歩き方は「身体」に覚えさせる。

の、100回繰り返しはフツウの練習。

こう言うことを、当日になってできるんじゃないかと思うヒトは、

本番慣れしていないことが多いかもしれません。

 

では次回、
本番当日の様子を書いてみるかもしれません。

 

今日も素敵な1日を。

 

ちゃお♪

 

 

プレゼンの印象を決定づける「登場」

プレゼンの始まりはいつなのか

ほとんどの場合、
舞台にでたら、
「決められた位置」に行くと思います。

役者は決められた位置番号に

プレゼンターは演台に。

しかしそこに行くまでの歩き姿や姿勢は、
意外に語られていない。

 

コンテストの場合、制限時間が設けられていることが多いが、
座席からストップウォッチを押すほど審査員も鬼ではないでしょう。

ほとんどの場合、事前リハがあるので、
「いつからのスタート」なのか確認しましょう。

大抵、演台に到着してからです。

そういう場合は、
名前を呼ばれてからプレゼンを開始するまで、
自由に使っていい
と言うことなのですね!

呼ばれてから走っていく人の多いこと多いこと。

走る→演台に到着する→息を整える

慌てて開始。

 

もったいないなぁと思います。

走ると息が乱れます。

演出で走る方もいらっしゃるので、
それはありだと思います。

走るなら演台についた瞬間から「みなさんこんにちはー!」と
話し始める元気キャラで(そんな演出が流行った時代がありましたねw)

 

そんな例外の方はおいといて話を進めましょう。

 

あなたはどこにいますか?

 

座席でしょうか?

舞台の袖奥でしょうか?

座席にいらっしゃるのなら、
その場で身なりを確認してから立ち上がり
(その前の段階で確認して欲しいですが舞台でやるよりずーっといいでしょう)
舞台前の階段までスタスタと歩いていきましょう。

さあ、もうプレゼンは始まっています。

階段を踏み締めるように、
コツコツと上がります。

 

舞台上に立って、
演台が視界に入ったら、
少しでも早くそこに行きたい気持ちに駆られるでしょう。

ほとんどの人は舞台に立つことに慣れていません。
舞台上でライトを当てられて、
全身を晒されることにも慣れていません。

だから早く行きたくなるのです。
演台に!!

 

演台は、心地よい空間なんです。
体の半分以上を隠してくれるから。

 

こういう気持ちが発生するのが、
普通なのだと言うことが、
分かっていれば、
おちついてゆっくり歩くことができます。

重心を後ろに置いて、
落ち着いて歩くと、
人は大きく見えます。

 

大地を踏みしめるように、
歩いてみてください。

 

 

演台に立ったら、
会場をくるっと見回して、
さぁ、プレゼンの始まりです。

 

 

今日も素敵な1日を!

 

ちゃお♪

 

ポジティブ表現とネガティブ表現

滑舌の続きを書きたいところですが、
「明るい表現と暗い表現」の
質問をいただきましたので、早速それについて書くといたしましょう。

 

「ここは明るく話して、ここは暗くしたいんだけど、
自分の気持ちの調節も含めてどうしたらいいかわからないの」

ふむふむふむふむ

なるほどなるほど。

そこに至るまでの過程も色々だと思うので、
一口に、
「明るい」「暗い」というのも、何万通りあると思います。

 

 

「明日が本番」だからすぐになんとかしたいというあなたに、
言えることはこれです。

表現を切り替える時には、話すスピードと声の大小とトーンの高低を考える。

 

明るさは、速さ、暗さは、遅さ、で

表現できることは多いでしょう。

トーンの高低もそうですね。

 

こんなことに気をつけて、明日のプレゼンに向かってみてはいかがでしょう。

 

今日も素敵な1日を。

 

ちゃお

プレゼンの始まりはいつなのか

名前を呼ばれた瞬間、男は咳き込んだ。

会場の視線が男に集まった。

落ち着かない様子で、
男は半分ほどあったペットボトルの残りを飲み干した。

タオルで口の周りをグイッと拭ってから、
演壇に向かう。

男の片頬には吹ききれなかった液体が残っている。

実は髪も乱れているが本人も気づいていない。

眉間にシワを寄せた男は、
「えー」

男のプレゼンが始まった。

 

 

プレゼンの始まりはどこからか。

決して
「みなさん、こんにちは」ではありません。

 

オーディエンスの視線は
いつからあなたに注目しているのでしょうか?

舞台では「出ハケ」といいますが、
登場の練習はとてもとても大切です。

 

今日も素敵な1日を!

 

ちゃお♪

舞台のチカラ1

舞台のチカラって、本当にすごいです

それは最高のパワースポットです。

舞台を観に行くと
とても強いエネルギーを受け取ります。

そりゃそうですよね。

その限られた時間の為に、時間を費やして仲間と作り上げる。
一人残らず輝く為に見せ方を必死で考える。

ええ、一人残らずです。
一粒一粒磨き込むことで、舞台全体が面白いものになります。

こんな世界は他に中々ないでしょう。

 

何か特別なことをやっているかのように、
感じる方は多いかもしれません。

大変そうだと感じる方も、
いるかもしれません。

20年ほど前は敷居の高いものでした。

劇団というものは・・

稽古場に行かないと練習できなかったからです。

当時は、行かないと、
何が起こっているかわからない状態でした。

 

令和の現代、
オンライン化は急速に進みました。

劇団ワオは、全員本業を持って参加しています。

リアル練習は月2回。

公演の台本は更新される度に、
LINEでポーンと送られてきます。

個別にシーンごとの練習を合わせたり、
役は希望を聞いたりと、
それぞれが、
できる形、できる範囲で、
関わっています。

とにかく楽しむっていうのが、
テーマです!

 

6月13日(日)
海遊館ホール
「あの日みた夢のつづき」

↓昨日監督と下見に行ってきました。

出演者を募集します。
チケットノルマはありません。

お問い合わせ

「舞台?何それ食べれるん?」くらい初心者の方でも大歓迎です。

舞台なんてやったことないから

みんなそんな人たちです。

舞台っぽく喋ったりできないし

そう見えるコツがあります!

どうやったらいいのかわからないし

そこ!できるようになったら、楽しいよ!!

 

舞台のことを学べば、
舞台が決して特別なものではなく、
日常生活の中でも、私たちは、
色々な舞台に立っているのだと気づかされます。

「表現力」や「見せ方」「伝え方」を
学ぶ場としても、
舞台創りは最高に楽しい場です。

お問い合わせ

 

今日もステキな1日を!

ちゃお!

小屋入りしたらまずやるべきこと〜 その4

小屋入りしたらまずやるべきこと その1

小屋入りしたらまずやるべきこと その2

小屋入りしたらまずやるべきこと その3

小屋入りしたらすぐにやること

3までは裏方さんがやってくれることもあります。

やったことを裏方さんが伝えてくれることもあります。

しかし、信頼しても信用するな

必ず確認を行いましょう。

「見たらわかるようにしてあります!」と

自信たっぷりに言う方もいらっしゃいます。

「一応見にいきます」の一言が気分を害することもあります。

ありがとうございますとお礼を言ってから、

こっそり確認しにいきましょう。

本番当日ほど、いろんな人からいろんなことを言われます。

それを頭に入れておくと言うのは、

たくさんの荷物を抱えるようなものです。

たくさんの荷物を持った脳は、動きが悪くなります。

なるべく身軽にするために、

なんでもかんでもメモしちゃいます。

台本を持ってで出ハケを確認します。

出てくる場所も1袖2袖3袖の、どこから出てくるのか、

このシーンではこの袖から出てきてここにハケる。

そんなイメージトレーニングを、
身体を使ってメモりながら3回くらいやりましょう。

今日も素敵な1日を

 

ちゃお

小屋入りしたらまずやるべきこと その3

小屋入りしたらまずやるべきこと その1

小屋入りしたらまずやるべきこと その2

出ハケの安全対策と、

バミリ

この時、位置番号もつけていきます。

舞台センターを0

そして、上手側下手側に3尺ずつ(約90cm)1、2、3と番号を振っていきます。

 

こうして、

「上1」(上手側の1番)

など、すぐに場所を表現できます。

そんなわけで、
「このセリフを言い終わったら下手の2番へ行く!」
など、
事細かな段取りが決められています。

 

そう、例えばこんなシーンです。

 

上手1.5で、仲睦まじい二人(1.5→上手1番と2番の間です)

やがて男性の方が別れを惜しみながらも、
下手へハケていきます。

女性はそれを追いかけようと、
2、3歩下手側に進みますが、
下手の2番で立ち止まります。

これをきっかけに舞台は暗転し、
女性にサスが(天井からのスポットライト)当たり、
セリフや歌が始まります。

 

サスの位置も予め決められているので、
サスの中心部となる床位置に、
バミリでバッテンしてあったりします。
(動かせるホールと動かせないホールがあります)

そんな段取りを色々守りながら、
舞台は進められていきます。

 

舞台は最高のプレゼンテーション

 

今日も素敵な1日を

 

 

ちゃお

 

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