あの日みた夢のつづき5

あの日みた夢のつづき制作秘話1

あの日みた夢のつづき制作秘話2

あの日みた夢のつづき制作秘話3

あの日みた夢のつづき制作秘話4

ちゃおです。

着替える時間という問題。

マジックテープの衣装を用意したとしても、
30秒は必要になってくる。

そして、この展開の早さ。

1つのシーンが、3分〜5分という短さ。

中途半端に30秒待ってもらうくらいなら、
1分程度の何かを入れる方がいい。

何か、、際立たない何か。

 

プレゼンで言えばブラックスライドのようなもの。

セリフ無しでシーンとシーンをつないでもらおう。

 

しかしそれはツナギであってはならない。

観ていただくからには、より際立つもの。

それ自体が必要なものでなくてはならない。

そこをどう解決するのか。

黒子が来たりてナニカする

それはなくてはならないものとして、
そこに存在するべきなのです。

 

それで黒子が来たりてナニカする。

ということになりました。

 

あとは本編をご覧いただけると幸いです♪

 

 

あの日みた夢のつづき制作秘話2

前回すこし書きましたが、私多分オープニングの思い入れってすっごいんです。

あの日みた夢のつづき制作秘話1

面白いものがはじまるのかなーみたいなワクワクって絶対に必要です。

映画館の予告編、ただのコマーシャルじゃないと思うんです。

あなたも経験ありませんか?
予告編がないパターン

公民館
視聴覚教室
体育館

などなどで見た映像。

なんだかドキドキが違う気がしませんか?

もともと「見たかった映画」なら別かもしれません。

もともと「興味があった」のならいいかもしれません。

 

そこはいろんな気持ちの方がいると思うので、
「ちょっとワクワクする」ところに来ていただけたらありがたいんですよね。

あくまでも、制作側のねらいです。
相手のあることですから、そうなるとは限りません。
ただ、ねらってねらってねらいつづける。
これしかないのです。

私のこだわりは人物紹介です。

かっこよく創ればワクワクしてくると思うんです。

舞台作りもプレゼンも基本は同じ。

 

紹介でワクワクを創るのは本当に大事です。

あ、そういえば、
まだ23日まで見ることができるんですって!!

 

お申し込みページ

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7月27日追記

現在は観劇三昧で配信しています。

あの日みた夢のつづき制作秘話1

あの日みた夢のつづき

6月13日に本番を終えました。

なんだかオープニングの流れをよく褒めていただきます。

 

「前説入れたらどうかなぁ」
と、とある観劇帰りにサラッと監督。

前説かぁ。

実はめちゃくちゃ好きなんですよ。

 

映画の前説、淀川長治さんや水野晴郎さん。

それが舞台の前説なんてときめくなぁ。

 

前説と言っても、
説明するのではない。

だって、
お客様は説明聞かされたいわけじゃないから。

 

ちょっとしたナレーションっぽくしたいなぁ。

 

どんな風に?と考えながら、
気が付いたら小屋入りしていました。

 

舞台は3箇所。

 

サーカスの様に、いろんなところから人が出てくるのが好きなんです。

 

そして天野家の食卓

 

ナレーションでお芝居の中のセットに入っていくのが好きです。

 

そしてこう言うシーンが好き。
この食卓に存在しない人物。

朝の食卓から、
それぞれの場所へ出かけていく家族。

 

行く先々ではいろんなことが起こる。

笑顔だったり涙したり、
腹を立てたりする。

 

そして「想い」を抱えて帰宅する。

そこで色々あるんですよね。

そこから演者の皆さんを紹介していくのです。

 

これは選曲にすごく悩みました。

先に頭の中にイメージができてしまったから。

ま、時間かかったからそれが何?なんですけどね。

思い入れは強くなっちゃいます。

そこから、本編のオープニングに繋いでいきます。

 

日常から切り離した幻想感。

まだ見ていない人もいるので、これくらいで。

あ、今からでも見ることができるんですよ。

期間限定なのでお早めに。

 

ライブ配信お申し込み

読んでいただきありがとうございます!

ちゃお♪

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7月27日追記

現在は観劇三昧で配信しています。

KATSUZETSU3 舌音は許してもらえない。

KATSUZETSU

KATSUZETSU2

滑舌について書き綴っております。

舌音(ぜつおん)の話から始めているのには理由があります。

テレビや舞台など「表現の場」で話すプロの方達は、
舌音、特にラ行の発音をクリアしています。

ラ行の発音が甘いのは子役だけです。

ラ行は
必ず!
美しく発音することができます。

なんらかの身体的事情がない限り、
必ずクリアできます。

ドラマの素敵なシーンを想像して見てください。

「愛してる」が「アイシテウ」になったら、
滑ってしまいます。

ホームドラマで夫婦問題が盛り上がった局面、
「離婚して欲しいの・・」「イコンしてほしいの」は悲しいです。

事件モノでは、刃物を持って襲いかかってくる犯人が、
「コロシテヤル〜〜!」というセリフを、
「コオシテヤウ〜〜〜!」という発音だと、
急に安物ビデオを観ているような気分になってしまうでしょう。

ラ行をしっかり訓練することで、
舌の筋肉が使いやすくなり、
自然と舌音の行全てが綺麗になるという人も、
いるくらいです。

ラリルレロ
リルレロラ
ルレロラリ
レロラリル
ロラリルレ

この訓練をする際は、
空気を上顎にあてながら、
しっかり発音していきます。

上顎の喉側を舌で触ってみると、
少し柔らかくなっている部分があります。

ここに呼吸をあてて響かせます。

発音しづらいという方は、
舌の筋肉が凝っている可能性が高いでしょう。

舌の根元の筋肉

文章では伝えづらいのですが、まさにこれってイラストを発見

リンク元はこちらです。
https://www.kokucare.jp/training/training/kokushuikin/

ここをグリグリ揉みましょう。

揉んだ後はラ行が発音しやすくなっているはずです。

今日も素敵な1日を!

 

ちゃお

 

ポジティブ表現とネガティブ表現

滑舌の続きを書きたいところですが、
「明るい表現と暗い表現」の
質問をいただきましたので、早速それについて書くといたしましょう。

 

「ここは明るく話して、ここは暗くしたいんだけど、
自分の気持ちの調節も含めてどうしたらいいかわからないの」

ふむふむふむふむ

なるほどなるほど。

そこに至るまでの過程も色々だと思うので、
一口に、
「明るい」「暗い」というのも、何万通りあると思います。

 

 

「明日が本番」だからすぐになんとかしたいというあなたに、
言えることはこれです。

表現を切り替える時には、話すスピードと声の大小とトーンの高低を考える。

 

明るさは、速さ、暗さは、遅さ、で

表現できることは多いでしょう。

トーンの高低もそうですね。

 

こんなことに気をつけて、明日のプレゼンに向かってみてはいかがでしょう。

 

今日も素敵な1日を。

 

ちゃお

小屋入りしたらまずやるべきこと その3

小屋入りしたらまずやるべきこと その1

小屋入りしたらまずやるべきこと その2

出ハケの安全対策と、

バミリ

この時、位置番号もつけていきます。

舞台センターを0

そして、上手側下手側に3尺ずつ(約90cm)1、2、3と番号を振っていきます。

 

こうして、

「上1」(上手側の1番)

など、すぐに場所を表現できます。

そんなわけで、
「このセリフを言い終わったら下手の2番へ行く!」
など、
事細かな段取りが決められています。

 

そう、例えばこんなシーンです。

 

上手1.5で、仲睦まじい二人(1.5→上手1番と2番の間です)

やがて男性の方が別れを惜しみながらも、
下手へハケていきます。

女性はそれを追いかけようと、
2、3歩下手側に進みますが、
下手の2番で立ち止まります。

これをきっかけに舞台は暗転し、
女性にサスが(天井からのスポットライト)当たり、
セリフや歌が始まります。

 

サスの位置も予め決められているので、
サスの中心部となる床位置に、
バミリでバッテンしてあったりします。
(動かせるホールと動かせないホールがあります)

そんな段取りを色々守りながら、
舞台は進められていきます。

 

舞台は最高のプレゼンテーション

 

今日も素敵な1日を

 

 

ちゃお

 

小屋入りしたらまずやるべきこと その2

その1では出ハケについて書きました。
小屋入りしたらまずやるべきこと その1

次に必要なもの、それは

 

バミリです!

 

 

バミリとは、大道具や小道具の位置に貼ってあるテープのこと。

「場を見る」ことから来た言葉です。

この作業を「ばみる」「ばみっといて」と言ったりします。

 

この作業を大勢でする時、
「何をどのように配置するのか」共有しなければなりません。

 

「右っ側に貼っといて〜」だと、
客席を向いた時の右なのかそれとも反対側なのかわかりません。
左右というのは実に主観的なものです・・・

学校の授業でも「左右」と同じくらい、
「上手・下手」を教え込んで欲しいものです。

しっかり学んだ「東西南北」は、
屋内では全く役に立ちません・・・

 

「下手舞台ツラ側の角に貼ってね!」でよくわかります。
(ツラは舞台前面 つまり客席側のことです)

 

貼ったら水性マジックで、
テープに直接「椅子1、2」と連番を書き込んでいきます。

書いておかないと、他のシーンのバミリもあるので、
舞台上がテープだらけになり、
わからなくなってくるからです。
(数秒で等間隔に椅子を並べるのも超かんたんに!画像は元気のない老人たちの図)

 

 

 

 

蓄光テープは高価ですから、
マスキングテープ、養生テープとうまく併用しましょう。

 

では、
今日も素敵な1日を!

 

 

ちゃお

 

小屋入りしたらまずやるべきこと その1

ステージ

多くの劇場では当たり前にされていることですが、ないこともあります。

小屋入りしたら、必ず最初に確認をしましょう。

 

それは・・
出ハケの安全対策です。

これが無かったために、フットライトにつまづいてガッシャーンと、
派手にこけてしまいました。
(本番ではなかったのがサイワイです)

演劇でよく使う「出ハケ」があります。

①暗転板つき 舞台が真っ暗な状態の時に、役者が舞台の上にいること
②暗転ハケ 暗転してからハケること

 

 

 

ちょっとした講演会や式典ではこんなチャレンジャーなデハケはやらないことが多いでしょう。

講師が暗転中に舞台中央にお出ましになり、スポットライトがフェードイン・・なんて、
ドラマティックですね。そんなのが好きな方もいらっしゃるかもしれません。

これを実現するためには必ず準備しなければならないものがあります。

舞台から袖にかけて
全ての障害物に
蓄光テープを貼っておかなくてはなりません。

暗闇で鮮やかに光るコレを。

暗転中、環境によっては観客席から人影が見えていることもあるでしょう。

この時、
直前まで眩しいライトを浴びていた演者達は真っ暗闇の世界にいます。

次のシーンのために大急ぎでハケることも多いでしょう。

舞台奥にあるフットライトは本当にキケンです。


配置されている大道具はもちろんのこと

袖奥のスピーカー
これも皆さんの自宅にあるような、安定した箱型ではなく、
幅1メートルも無いようなところに、
不安定に置いてあるのです。

そして、動線矢印を貼って完了します。

トラスコ中山 日東エルマテ 高輝度蓄光テープ JIS-JC級 0.3mm×12mm×5m グリーン tr-1145978

 

いいお値段しますので、使い方に気をつけましょう。
蛍光テープと似ていますのでお間違いのないように。

リンクはご参考までに。今回使用したものです。

 

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